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我慢なんてしなくていいのに…って思いながらも自分から誘うなんて大それた事も出来ない。
少し寂しく感じながらも「寝よっか？」って言うと「そうだね、寝よ？」って優しい声。
2人でベッドに入るとやっぱり大きくて、今日も背中合わせかな…なんて思ってたら「もっとくっつこうよ。」って引き寄せられて海人君の胸の中。
「寝たら明日になっちゃうね…。でも思い切ってこっちに来て良かった。」
「来てくれてありがとう。せっかくのオフなのに…でも本当に嬉しかった。海人君…好き。」
目を見て伝えると「もう…不意打ち無し！」っておでこにチュっ。
「Aさん、おやすみ。大好きだよ。」
「おやすみ。」
海人君の香りに包まれて幸せな気持ちで眠りについた。
朝、アラームで目が覚めるとやっぱり海人君を隅っこに追いやって両手足絡めてる状態の私。
でも腕枕はそのままで頭を上げると痺れちゃったのかちょっと顔をしかめた。
そんな顔すらも愛おしくて「おはよ。」って起こさないように小さく囁いてほっぺにキスをした。
時刻は5時前。
朝ご飯とお弁当を作る。
これが私のルーティーン。
今日は早番で2人分作るから少し早く起きた。
朝ご飯はお味噌汁と甘い卵焼き。
お昼は海人君のお弁当も作って冷蔵庫に入れた。
海人君の寝顔を眺めてたら5時40分。
このまま一生眺めてられるしなんなら寝顔をおツマミに強めの酒もぐいぐい飲める勢いだけどもう行かなきゃだ。
次この寝顔を見れるのはいつかな…。
うしろ髪を引かれる思いで家を出た。
職場に着くと同じ早番の拓がいて「あいつまだいるの？」って。
「拓には関係ない。もう私に関わらないで。」
そう言うと「お前まともな恋愛出来んの？どうせ俺に泣きついてくるよ。」って。
そんな言葉を無視して夜勤者からの申し送りを受けにフロントへと向かった。
朝のチェックアウト業務を終えて10時を過ぎた所で上司から呼ばれ事務所へ向かう。
「松村、6月から東京に移動決まったぞ。希望が通って良かったな。頑張れ！」
って。
嬉しい。
あと1ヶ月で引っ越しの準備しなきゃ。
早く海人君に伝えたい。
喜んでくれるかな…。
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りん - あやさん» お返事ありがとうございます(*^_^*)普通のお店では売っていないのでなんでかと思っていたら、九州のだったんですね。納得でしたwこれからも素敵な作品楽しみにしております(^-^)/ (2021年6月15日 20時) (
レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます＼(^^)／凄く嬉しいです！東北にもうまかっちゃんあるんですね！！(°_°) びっくりですwこの作品の主人公さん可愛らしくて私も好きなんです。なので面白いと言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます！ (2021年6月15日 19時) (レス) id: eabb993d38 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 初めてあやさんの作品読ませて頂いて、すごく面白いです！！東北に住んでいるのですが、うまかっちゃんラーメンめちゃくちゃ好きで、ついついコメントしたくなってしまいました(*^^*) (2021年6月15日 11時) (レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - あやさん» お返事ありがとうございます(*^^*)子供が産まれてからのお話とか読んでみたいので番外編楽しみにしてます！！ (2021年6月4日 0時) (レス) id: f1c9736a29 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - なつみさん» コメントありがとうございます(^^)Tiger Tigerの方はもう結婚までしちゃってこれ以上話を広げるのが難しくて^^; でも�兇�赤お星様になってたので記念に続編では無く番外編的なお話を考えている所です。出来上がったら読んで頂けると嬉しいです(^_^) (2021年6月3日 22時) (レス) id: eabb993d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作成日時：2021年2月17日 23時
