�� ページ18
Aside
目が覚めると至近距離に元太の顔。
目が合うと顔がひきつってる。変な元太。
「元太、おはよ。」
とりあえず挨拶するとうわずった声で「お、おはよー。」て…。
ってか何で一緒に寝てるんだっけ？
まだボーっとする頭で昨日の出来事を思い出した。
…と同時に体が勝手に動いてた。
昔は私より女の子みたいで細かった元太がいつの間にかあんなに力が強くなってて全く抵抗できなかった。
腕相撲だって負けたことなかったのに。
ちょっと悔しいのと同時に元太に男を感じてしまった。
宮「A、どうした？」
って振り返るちゃか。
「元太、何もしてないよね？」
って確認すると元太は何か考え込んでいる。
きっと昨日の状況も覚えてないんだろうな。
宮「大丈夫、元太は何もしてないよ。」
と代わりに答えてくれて昨日の出来事を元太に説明してくれた。
元「うわー、マジごめん！全然覚えてねぇ。A、どっか痛いとこない？強引に押し倒すとか俺最低じゃん…。」
って子犬みたいにうるうるしてる。
そんな可愛い顔…意地悪したくなるじゃん。
「元太に掴まれたとこ痛いんだけど…。アザになってるかも。」
って言うとちゃかが「うそ？如恵留、確か氷あったよな？」って焦り出した。
いやいや、あなたじゃないから(笑)
元太はさらに小さくなって落ち込んでいる。
もうっ！
そんな顔されたら怒れないじゃん！
「嘘。どうもないから大丈夫だよ。逆にいつもよりぐっすり寝れたから気にしないで？」
って言うと瞬く間に笑顔になって「いつでも俺の胸貸してやるよ！」って。
「すぐ調子にのるんだから！でも次は無いからね！」
って言うと
元「次はちゃんと恋人同士になれた時まで我慢する！」
って真剣な目で見つめられた。
ドキドキして目がそらせなかった。
川「おーーい！俺たちの事忘れてるでしょ。いちゃいちゃすんなー！」
本当に忘れてた…。
「い、いちゃいちゃしてないし！！」
顔が熱い。
「もう！元太のバカっっ！早く自分の部屋戻って！」
元太を部屋から押し出した。
宮「あいつ部屋の鍵持ってないから閉め出されて入れないかもな。2人の事だから絶対寝てるだろうし。」
川「だね。海人もまつくも遅刻しようと思えばできる2人だもんね(笑)」
ってちょっと可哀想な事したかな。
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あや(プロフ) - るりかさん» ありがとうございます！コメントとても嬉しいです(^^)頑張ります！！ (2020年10月12日 7時) (
レス) id: eabb993d38 (このIDを非表示/違反報告)
るりか(プロフ) - とても面白いです！続きも楽しみにしています。 (2020年10月11日 23時) (レス) id: cbf889a798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作成日時：2020年10月6日 23時
