聞き込み ページ8
「落ち着きましたか?」
そう聞いて出されたお茶を出すと目の前の眼鏡の男性は頷く
「すまなかった……真逆番犬が来るとは」
「だからあまりその呼ばれ方は嫌いなんです……折角口調を変えても無理でしたね」
そう言えば眼鏡の男性は深呼吸をしてから真剣な表情をする
「それで、ポートマフィアにも被害が出てるのか」
「いえ、ですが私はそれらしきものを見ました」
「黒い影……か?」
「……お聞きしますが、影は地面にあります。私が見たいのは立体でしたよ。屋根の上を歩いてたらすれ違ったので可笑しいなと思いまして」
「……屋根の上?」
ああ、そうか……普通は無理なのか
「異能で……一寸楽する為に」
「そ、そうか」
「で、武装探偵社員の誰が見たのですか」
「太宰だ。だが……今何処かの川に流れているだろう」
「……太宰様ですか」
「知ってるのか」
そう言われて頷く
「私の存在を与えてくれた方の一人です。師匠ですね」
「太宰が、か?」
そんなに信じられない事だろうか
「そう言えば俺はを名乗ってなかったな。俺は国木田独歩だ」
「……貴方が、ですか」
そう言えば国木田さんは首を傾げる
「いえ、此方の話です。では私は太宰様が帰ってくるまで待ちます」
「……正気か?」
「何故?」
「俺はお前に拳銃を押し当てるかもしれんぞ?なんで敵だからな」
そう言われて私は微笑む
「出来ませんよ。私が貴方を操れば終わりです」
「…冗談だ」
「存じております」
そう言ってもう一度お茶を飲んだ
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ミレー - リュカさん» ありがとうございます(*^□^*) お返事楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» ありがとうございます!新作が出来次第またお知らせしますね〜 (2019年12月9日 16時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 無事完結おめでとうございます(*^□^*) 物凄く悲しいですが最後まで読めて良かったですv(・∀・*) 新作楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 16時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» そうですね。続きお楽しみに〜 (2019年12月8日 22時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 良かった夢主ちゃん無事でした(´;ω;`) どうなるかと思いましたが、安心しました(。-∀-) (2019年12月8日 18時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2019年11月8日 19時