俺の可愛い妹×好きな人【kazunari】part２ (ページ8)

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４４．セーフページ8

真「Aちゃーん」

「はい？」

真「どうなったの？彼とは？」

ニヤニヤしながら、聞く真央さんは、

恋する乙女(？)みたいに、ｷﾗｷﾗ目を輝かせて聞いてくる

「まあまあ…ですかね」

あれから、真央さんにはいろいろ相談にのってもらったり。

アイドルって事はまだ言ってないんだよね…

真「ふふ、前よりいい顔ね(笑)」

「…え？」

真「前、その彼？とケンカだっけ？もう死にそうな感じだったよ(笑)」

奈「へぇ～珍しい」

・

真「そんなに彼のことが好きなのね」

・

好きですよ

大好きですよ

びっくりするくらい好きなんですよ

自分でも怖い(笑)

奈「それで？可愛いAが言うんだからイケメンなんでしょうね」

「イケメン…だね…」

奈「おぉ…大野くんくらいじゃないとイケメンって言わないわよ？」

大野くん…

奈々は大野くんが好きだったんだよね(笑)

まぁ、おんなじジャニーズだし

「イケメンだよ？」

奈「今度会わせてよその彼？に(笑)」

「彼っていうかお兄ちゃんなんだけど…」

会わせられないよ？

だってアイドルだよ？

迷惑かけられないの

だから、親友の奈々でも言えないの

ごめんね

奈「何？あぁ…再婚してお兄ちゃんできたーとか言ってたね」

「そう、そのお兄ちゃん」

奈「Aってさぁ…二宮になったじゃん？」

「うん？」

まさか、バレた？

私…

何でこんなことしちゃったんだろう

もう、そしたら会えないよね…

もう遅い？

ごめん…

あなたとの思い出が消えるのは

私、考えたくもなかったよ――‐

奈「ブラコンなの？」

「…へ？」

あれ？

バレてなかった？

何？タダの思い込み？

あぁ、バカみたい…

うん、忘れよう

奈「ブラコンよ！あんたはそのお兄ちゃん大好きなんでしょ？」

「ブラコンくらい知ってるよ(笑)」

あぁ、奈々が鈍感でよかったぁ

勘付かれたら終わりじゃん

セーフ