俺の可愛い妹×好きな人【kazunari】part２ (ページ22)

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５８．連ドラページ22

雅紀くんがお風呂上がってくるのを待ちながら連ドラを見てたら

あ、着替えないじゃん

って今頃気づいてクローゼットから、大きめの着替え探したんだけど

全然なくてね(笑)

しょうがない、和に借りるかな…

少し気まずい気もするんだけど、

着替え借りるだけだし、いいか。なんて甘い考えして

和を呼び出す

「和…？」

少し経ってから

和「何よ(笑)」

なんてふざけた顔したいつもの和が出てきた

「あの…さ、雅紀くんが急に家に泊まるって言うんだけど、
　着替えがないから、貸してくれないかな…？」

この一言を発した瞬間

和の顔が一瞬で暗くなった

私は、えっ？て思ってね少し固まってたな…

それから、冷たい口調で

和「あっそ、ちょっと待ってな」

それから、

和「はい。」

スエットを渡されたあとバタンって強制的に扉閉められて

自分の家に帰らされる

「何よ…今の……」

あぁ、…私、和に冷たくさせられると

こんなに落ち込むんだ…

こんなに苦しいんだ…

日に日に、和の存在が私のなかでどんどん風船のように、

膨らんでいって

どんどん大きくなってゆく

「っあ!雅紀くんに渡さないと。」

脱衣所に入ってスエットを置いたことを雅紀くんに伝える

「っ…///」

例え、ドアがあっても

向かい側には裸でお風呂に入っている雅紀くんがいるわけで

顔が真っ赤になって

心臓バクバクで

・

「ふーぅ…ふーぅ…」

って緊張しすぎてリビングに行ったら深呼吸したな(笑)

テレビをつけると連ドラはもう最後のシーンで、

主人公が男性に抱きついてるから、

告白して、付き合い始めたってところかな？

主人公『私…○○大好き…』

男性『知ってるっつーの(笑)』

主人公『お兄ちゃん、だけどね(笑)』

すると、男性は主人公の方に振り向き、こう言う。

・

男性『妹だろうが俺は、お前を愛する。…好きだから。』

主人公『ふふ…嬉しい///」

それで、浜辺でのキスで終わり…ね

・

このドラマは、

生き別れた兄弟がメインとなっていて

兄弟は、再会を果たすんだけど自分の兄弟とは気づかず

恋人として生きてゆく

そこで、兄弟と知らされて

いろんなことを乗り越えて

本当の恋人になるお話。