ちゃうって…ぜっっっったいちゃう！【ｄ！】 (ページ12)

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８話ページ12

sn視点＿＿＿＿＿

sn「資料資料っ…と」

速く漁って逃げよう←
だって僕弱いから、取り敢えずパイプ持ってきたけど…
もし出会ったらどうしよう…おげげげ

「死神さん！こっちは持てる分持ちました！」

sn「速く逃げたい！」

「なんでそんなにへっぴり腰なんですか！」

sn「怖いからだよ！」

「はぁ……」

大声でやり取りしていると
勢いよくドアが開く

「！？死神さん！」

sn「っうぇ！？」

ｷｨﾝｯ

僕のパイプと誰かの鉄バットがぶつかる
ｲﾔｧｧｧ↑(高音)

md「カラーギャングカ？オマエ」

sn「なんで僕なんですか？！他にもいますけど？！ねぇ？！僕嫌いですか？！僕なんかしましたか？！」←パニック

md「ハ？キライモクソモネェダロ」

sn「そうっすね！」

助けて助けて…
桜鬼…

md「オ前面倒ソウダカラ違ウヤツカラ殺ルカ…」

「ｯ…」

あ…僕が弱いせいでまた…
やらなきゃ、桜鬼ばっかりに頼ってちゃダメだ

sn「僕が相手だ！」

ガンッ

md「ｯ…！」

入った！
殺さないようにしなきゃ…

md「オ前…」

kr＜死神君、もうちょっと頑張って＞

sn＜こいつは僕に任せて＞

kr＜……任せたよ＞

かかってこいよ
僕だって役に立つんだ！

md「フザケンナヨ…」

バキンッ

sn「ッ…」

見かけによらず力強ッ…
パイプ曲がった…このままじゃこっちの武器が壊れる

sn「ｯあ！」

痛ッ…
食らっちゃった…
左腕多分折れてるんだけど、何してくれんのさ

md「来イヨ！」

sn「言われなくても行ってやるよ！」

勝てるかな…

ru「緑！」

md「！！」

嘘でしょ…
２人目…？
無理かもしれない

ガキンッ

sn「ッ…ったｯ…」

赤い髪のやつに攻撃されて
咄嗟に左を使う

痛い…

md「コイツ多分左腕折レテル、テカ折ッタ」

ru「了解」

無理だ…

sn「助け、て…桜鬼」

『おう』

sn「！？」

僕の声に答えるように桜鬼がそこにいた
桜鬼…怒ってる…？

md「オ前ガ桜鬼…」

ru「戦場の桜鬼姫…」

『２対１でいい』

ダッ

２人が桜鬼に向かっていく

ｷｨﾝｯﾊﾞｷｨﾝｯ

桜鬼が押してる
ほんと、守られてばっかりだなぁ…

ﾊﾞｷｯ

md「ｯァ！？」

緑が桜鬼の蹴りで壁にめり込む

ru「緑！」

『よそ見してる暇あんのか？！』

ru「ｯ！」

数秒で赤いのも気絶させる

『ふー…終わり！』

kr＜今送るね＞

僕結局、桜鬼に助けられちゃった…
役に立てなかった…

『死神、よく頑張ったな』

sn「！…えへへ…」