恋愛音痴＊ゾロ ページ10
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A 麦わらの一味 二年後
別にゾロのことが好きとかいう訳でもない
あなたside
『ゾロ！そっちじゃない！』
ゾロの襟を掴んで引きずる。
なんでゾロと私が買い出しなのよ！
方向音痴なんだから嫌っていったじゃん！
だからといってメロリンサンジくんも嫌なのよね〜……
ゾロ「んだよ。買うものは買ったんじゃねぇのか？ 」
『そういう問題じゃないでしょーが！』
ゾロの頭をポコンと一発殴るとゾロは鼻息をふんっとふく。
たまったもんじゃない！
…………………………………………
ゾロside
買い出し。
Aを守るように言われてきたのだが、Aにさっそく一発殴られた。
だけど、俺はAのことが好きだ。
仲間にはいったときからずっと。
二年後に再開したときにはさらに可愛くなってて。
二人きりにドキドキしてる俺もいる。
『ゾロ？ゾロってばーーー！』
Aが目の前でぴょんぴょん跳び跳ねる。
何故か涙目で。
ドキリと心臓がはねあがる。
ゾロ「なっ何泣いてんだてめぇ！」
思わず強くいってしまったからか更にAはうっと泣く。
ゾロ「わりわりぃ、どうしたんだ？」
『迷ったぁ〜泣 ゾロボーッとしてるんだもん！泣』
Aはキョロキョロする。
ああーしまった。
俺は方向音痴だ。
もうわからん。
ゾロ「わりぃな。とりあえず行くぞ」
どさくさに紛れてAの手を握る。
『えっ//』
驚くAを完全に無視し、俺は突き進む。
俺の前でAを泣かせたくない。
でもちょっと可愛いとかおもっちまう。←
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作者名：runＫ | 作成日時：2015年7月28日 13時
