｡恋愛短編。【ONE PIECE】 (ページ16)

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声＊サボページ16

Aside

『なんか大人になったね』

そういうと、サボは顔を赤らめる。

きちんと至近距離でみたサボはかっこよくて。

サボ「当たり前だ」

そういって、目を剃らされた。

そうだよね…と思ってると、顔に温かく包まれる感触。

両頬をサボにの手に包まれてると理解するのに時間がかかった。

サボ「好きだよ、A」

トクン

不意打ち。

サボの得意な不意打ち。

胸は大きく飛び上がる。

サボ「俺もあえて嬉しかった。ずっと、ずっと、会いたかった。
できれば、俺もここにおいてほしい。
でも、それはできない。
今日で最後かもしれない。」

サボは続けると、そこまま私に口づけした。

甘い味がする。

サボ「今夜だけでも、俺のものになってほしい」

そんな甘い言葉に泣きそうになる。

『今夜だけじゃなくていいのずっと側にいたいの』

サボははにかみ笑いに涙を浮かべて私を抱き締めた。

サボ「そっか。じゃあずっとだ。ずっとずっと。」

サボの声は私を優しい気持ちにさせてくれる。

これからもずっとずっと。