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LKside
hn「あれ何？」
hj「触れない方がお前のためだよ」
cb「さっきすごい睨まれたからな」
遠巻きに弟たちがこそこそとうるさい
昼下がりの練習室
俺の手の中には、
いや腕の中にはAがすっぽり収まっている
大きなトレーナーに身を包んでいても分かる細さに心配になるいつも何食べてるんだ
「オッパ」
さっきは昼食にソルロンタンをちまちま食べていたアイスもハニと半分こして食べていた2人とも可愛かった
「....リノオッパ苦しいです」
lk「お、ごめん」
考えている内に力がこもっていた腕を少し緩めるとまた何も気にせず本を読み続ける
今日は日本語の本だから後ろから見てても何がなんだか
lk「Aは何でこんな細いの」
「突然ですね」
lk「もっと食べないと」
「さっきアイスまで食べたの見てましたよね？」
lk「うん」
「それに私は細くないですよ」
lk「腰も腕も細いじゃん」
「オッパたちと比べないでください」
lk「オッパは心配してるんだよ」
「筋トレでもしましょうか？」
lk「今はダメ」
「はいはい」
lk「......けをして...いた..ら？」
「？」
lk「合ってるでしょ」
「.....ああ、ひらがなだけ読んだんですね」
lk「漢字はまだ無理」
「かたづけをしていたら、って書いてます」
ふと顔を少しこちらに向けるから
ラグドールみたいな灰色の瞳が光を受ける
いつ見ても新鮮で綺麗で、不思議な気持ちになる
「オッパ昨日も日本語の授業あったんですよね」
lk「うん楽しいよ」
「そうですか」
薄い唇の端が優しく上がる
少し嬉しそうで可愛い
.
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作者名：ヨルム | 作成日時：2024年1月25日 13時
