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僕は君の心を追い越したみたい



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SGside


js「スングァナ、どうしたの?」

sg「え、あ、いや.....」

js「ん?.........ああ.......」


シュアヒョンからぼーっとしてる所を話しかけられたと思ったら僕の目線の先にいる2人に気付いたようだった


js「.....スングァニはあの2人に弱いよね」


そう言うとポンと肩を叩かれてマネヒョンの元へ行ってしまった


また見ていた方へと顔を戻すとそこには
ボノニとAが。
そしてボノニがAの肩に掛けられているブランケットごと覆うように後ろから抱き締めている

2人とも目を閉じていてどんな思いを今胸にしまっているのかは分からない








最初から特別だったわけじゃなかった

噂で事務所にとんでもない美人が入ってきたと聞いていたが
実際目にすると透明感のある雪のような白い肌に印象的な瞳、ベビーピンクのほっぺたと唇
作りものの様な見た目に慄くしかなかった
更にはダンスをさせても歌をさせても上手過ぎるものだから



この子は僕とは違うんだ、違うものを見てるんだと思ってた







だけど、

いつだったか練習室にオンマが差し入れを持ってきてくれた事があった

sgm「まあ....すごく可愛い子だって聞いてたけど本当にべっぴんさんねえ!」

sg「ちょっ、オンマ何言ってるの!」

「ふふっそんな事ないです、ありがとうございます」

sgm「そんな事あるわよ〜!ね、Aちゃんはキンパ好き?たくさん作ってきたの!」

「大好きです、お母様の手作りですか?おいしそう....」

sgm「お母様だなんて難しい韓国語知ってるのねえ、お母さんでいいのよ、あ!オンマって呼んでくれても...」

sg「もう!オンマ!Aが困ってるから...!」

「ふふ、オッパからいつも話を聞いていてお母様にずっとお会いしたかったんです、嬉しくて...本当に楽しいです」


オンマと随分長いこと話した後はおいしい、おいしい、と
キンパを1つ残さず食べてくれた



sg「今日は何してたの?」

vn「練習して.....あ、Aにラップ教えた」

sg「Aってラップも出来るの?」

vn「んー.........ははっ、どうだろうね?」


僕たちが学校に行ってる間
ずっと1人だったボノニのそばにいてくれた







僕の大切なものをとても、大切にする子だった

気付いた時には特別だった


Aは何も違わなくて同じだったけど
ただ確信を持って言えるのは









とうに僕の心は

1人の女の子に持ってかれてしまっている事






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ヨルム(プロフ) - まるさん» こんばんは。コメントありがとうございます。楽しみだと言っていただけてお話作りも頑張れます(^^)! (2022年4月29日 21時) (レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています!今後も楽しみにしています。応援しています。 (2022年4月29日 20時) (レス) @page44 id: 2a0a7c4887 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルム(プロフ) - 雪音さん» こんばんは。私の方こそ嬉しいコメントありがとうございます!これからも主様の楽しみになれるように精進していきます( ; ; )! (2022年4月29日 18時) (レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 一番更新を楽しみにしております!言葉の選び方が素敵で、一ページ読むごとに心が満たされる気持ちになります^^いつも楽しませていただきありがとうございます。これからも楽しみにしています。 (2022年4月29日 16時) (レス) @page44 id: 56947806e7 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ヨルムさん» いえ、お役に立てたのなら何よりです! (2022年1月27日 0時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨルム | 作成日時:2022年1月23日 1時

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