桜吹雪 ページ31
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DKside
mn「あ〜分かりました、はい......はい、ありがとうございます」
dk「どうしたんだろうね」
mh「さあ？」
「.....？」
ある収録の帰り道
車内には俺とミョンホとA、そしてマネヒョン
車が止まって電話に出たと思ったら何となく暗い雰囲気
mn「会社の近くに出待ちのファンがいるらしくてな.....」
言いづらそうに話すヒョンの表情を見て察した
mh「僕コーヒー飲みたいです」
dk「俺も、カフェに寄りましょうよヒョン〜」
mn「そうするか！」
ミョンホの隣に座るAをちらっと見ると何も言わずに
静かにマネヒョンを見つめていた
Aは誰に対しても親切で、優しさを平等に分け与える
それは本当に、心配になるほどに。
だから一部の人たちは間違えてしまう
自分だけがAの特別だと
紅一点グループゆえに発言も行動も昔から気を付けて、誰も傷つけないように誰も悲しませないようにと頑張り続けてる
カラットは、分かってくれている
たった1人の努力を
Aを愛するあまりにAの努力を侮辱するように
距離感を履き違える人たちに抱えるこの黒い感情は
誰にも見せられないものだ
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
dk「あっ！ヒョン車止めて！」
mn「は？！」
dk「いいから〜！」
眉間に皺を寄せながらも俺たちに甘いヒョンが急ブレーキをかける
dk「ちょっと散歩して来ます！A行こう！」
「え、？あ、待ってハオオッパも...」
mh「僕はいいから、行っておいで」
「でも...わっ、」
dk「すぐ戻りますー！」
Aの手を繋いで車を飛び出した
小さい、冷たい手
「っ、オッパ！待ってください....！手を...」
dk「ん？」
するり抜け出された小さな左手
おかしいな、今の方がなんだか手が冷たく感じる
「ドギョムオッパ.....？急にどうしたんですか？」
dk「....見て」
「........？」
「うわあ、すごい.......！」
dk「ふふ」
車の中から見えたピンク色の景色は
春の陽気にぴったりな大きく咲いた桜の木の並びだった
「わあ.....きれい....きれー........」
Aは驚いたりすると時々今のように子どもみたいになって
すごく可愛い
「オッパ....すごく綺麗です.....」
dk「うん......そうだね」
そう呟くとやっといつもみたいに花咲くように笑ってくれた
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ヨルム(プロフ) - まるさん» こんばんは。コメントありがとうございます。楽しみだと言っていただけてお話作りも頑張れます(^^)！ (2022年4月29日 21時) (
レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています！今後も楽しみにしています。応援しています。 (2022年4月29日 20時) (レス) @page44 id: 2a0a7c4887 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルム(プロフ) - 雪音さん» こんばんは。私の方こそ嬉しいコメントありがとうございます！これからも主様の楽しみになれるように精進していきます（ ; ; ）！ (2022年4月29日 18時) (レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 一番更新を楽しみにしております！言葉の選び方が素敵で、一ページ読むごとに心が満たされる気持ちになります＾＾いつも楽しませていただきありがとうございます。これからも楽しみにしています。 (2022年4月29日 16時) (レス) @page44 id: 56947806e7 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ヨルムさん» いえ、お役に立てたのなら何よりです！ (2022年1月27日 0時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルム | 作成日時：2022年1月23日 1時
