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JSside
js「ばか、」
小さな寝息を繰り返してるAにそう呟いた
ミンギュから突然部屋に入って来て
名前を呼びながら抱き締められ、すごくすごく泣いてたと
聞かされた
しばらく2人でAの寝顔を見つめてたけど
mg「むりだ....心臓が疲れた....リビングで寝る....」
ぐったりした顔をしてそんな訳の分からない事を言いながらミンギュは部屋を出て行ってしまった
カーテンをしめきった暗い部屋に
ほんのりと暖かい色が混ざってきてAの顔がよく見える
長いまつ毛にも閉じられた目の縁にも涙が残っているのか
薄い光に反射して光ってる
きめ細やかな肌にこれ以上涙が吸い込まれないように、
繊細な心にこれ以上悲しみが滲まないように、
そう願いながら小さな顔に触れた
「っ...んー........」
js「A、」
咄嗟にパッと手を離すと
そんな僕とは対照的にゆっくりと瞬きを繰り返すA
「シュアオッパ......？どうして....」
js「昨日ミンギュの部屋で...」
「っミンギュオッパ」
ミンギュの名前を出した途端思い出したように
目を見開いてベッドから飛び降りた
「？、オッパ.......？」
js「A....」
僕は何がしたいんだろう
Aの細い腕を掴んで、何を言いたかったんだ
どうするのが正解なんだ
Aの兄としてメンバーとしてどうすれば
js「嫌なんだ、」
「オッパ？」
js「...........行かないでよ....A」
他の人の所に行かないで、
男の部屋で2人きりにならないで、
宿舎を出て行くなんて、言わないで
「.....ジスオッパ、」
js「っ！」
「ふふ、ジスオッパ、なんて初めて呼びましたね」
練習生の頃、他の人はみんなジスと呼ぶから
Aはジョシュアの呼び名の方が特別な感じがしますなんて言ってシュアオッパと昔からそう呼んでた
「ジスオッパ、どこにも行かないですよ私」
寝起きなんて世界中の誰も信じないほど綺麗に笑う
「大好きなオッパたちから離れられないから離れるんです」
js「A、」
「......ごめんなさいオッパ」
眉根を寄せて整った顔を崩して揺れる瞳
「いつも私が傷付かないように守ってくれてること、分かってますから......」
分からなくてよかったんだよそんなこと
js「ごめんね....A」
「オッパ.....」
華奢な肩にぽすんと頭を預けると胸が軋んだ
正解が、分からなくてごめん
正解を無視して、
ごめん
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ヨルム(プロフ) - まるさん» こんばんは。コメントありがとうございます。楽しみだと言っていただけてお話作りも頑張れます(^^)！ (2022年4月29日 21時) (
レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています！今後も楽しみにしています。応援しています。 (2022年4月29日 20時) (レス) @page44 id: 2a0a7c4887 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルム(プロフ) - 雪音さん» こんばんは。私の方こそ嬉しいコメントありがとうございます！これからも主様の楽しみになれるように精進していきます（ ; ; ）！ (2022年4月29日 18時) (レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 一番更新を楽しみにしております！言葉の選び方が素敵で、一ページ読むごとに心が満たされる気持ちになります＾＾いつも楽しませていただきありがとうございます。これからも楽しみにしています。 (2022年4月29日 16時) (レス) @page44 id: 56947806e7 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ヨルムさん» いえ、お役に立てたのなら何よりです！ (2022年1月27日 0時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルム | 作成日時：2022年1月23日 1時
