ふたりきり ページ25
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WZside
「ジフニオッパ、お待たせしました......！」
wz「そんなに待ってない」
「すみません、衣装の打ち合わせをしてて...」
作業部屋に入るなり荷物を下ろしながらそう言うA
wz「そうか」
「歌詞ですよね？昨日からまた変更があったんですか？」
wz「ああ.......ごめんな」
「ふふっどうして謝るんですか〜」
微笑んで新しい歌詞をプリントしてある紙に目を通している
2人きりの作業部屋には何もない
Aを不安にさせるものも怖がらせるものも、
ㅤㅤ
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jn「今日は早く帰ってゲームしようよ！」
mg「それいいね！」
jh「ウォヌから借りてるの面白いんだよ〜」
js「奪ったの間違いじゃない？」
wz「....ここは家か？」
hs「いいじゃん別にー！」
作業部屋に入り浸るメンバーたちを追い出すことが日常となりつつあった今から5年ほど前のこと
hs「俺たちはもう帰るけど...ジフニも早く帰って来いよ？」
wz「分かったから」
騒がしい台風が出て行って漂う空気が一瞬冷たく感じた
wz「はあ...........」
その前日、顔の整い過ぎてる女の子が来たと思えば
プロジェクトに参加すると突然伝えられた
会社は何を考えてるんだとそんな言葉すら出てこなかった。
吸い込まれそうな瞳がどこまでも不安げに揺れ
前でぎゅっと組まれた小さく真っ白な手が僅かに震えていたから
dn「すご......」
sg「やばー......」
6歳からダンスをしてると紹介されて踊ってやれと
マネヒョンの安定の無茶振りに丁寧に答えたAのダンスは
体の線の細さを感じさせないダイナミックなもので、でも精緻で圧倒的なものだった
覚悟があってここに来たんだと、俺たちの夢を奪いにきた訳じゃないとすぐに分かった
mn「ジフナー！いるかー！」
wz「次から次へと、なん...」
「おじゃま、します......」
mn「Aに作業部屋のこと教えてやって」
wz「何で俺が、」
mn「俺は忙しいんだよ、じゃ頼んだ！」
wz「ちょ...」
またもうひとつの台風が過ぎ去りため息を吐いた
Aをちらっと見ると俺たちの会話が分からなかったのか、ここが物珍しいのかキョロキョロしていた
wz「.......座っていいよ」
「あ、はい.......」
ソファーを指さすと背筋を伸ばしてちょこんと浅く腰掛けた
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ヨルム(プロフ) - まるさん» こんばんは。コメントありがとうございます。楽しみだと言っていただけてお話作りも頑張れます(^^)！ (2022年4月29日 21時) (
レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています！今後も楽しみにしています。応援しています。 (2022年4月29日 20時) (レス) @page44 id: 2a0a7c4887 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルム(プロフ) - 雪音さん» こんばんは。私の方こそ嬉しいコメントありがとうございます！これからも主様の楽しみになれるように精進していきます（ ; ; ）！ (2022年4月29日 18時) (レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 一番更新を楽しみにしております！言葉の選び方が素敵で、一ページ読むごとに心が満たされる気持ちになります＾＾いつも楽しませていただきありがとうございます。これからも楽しみにしています。 (2022年4月29日 16時) (レス) @page44 id: 56947806e7 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ヨルムさん» いえ、お役に立てたのなら何よりです！ (2022年1月27日 0時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルム | 作成日時：2022年1月23日 1時
