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WNside
hs「なあーウォヌ何でだと思う？」
wn「知らないって」
hs「でもさ....」
さっきからずっと話しかけてくる
口をへの字に曲げたスニョン
ことの発端は20分前。
hn「何で俺に？」
「今日はバレンタインだよ？」
hn「....知ってるけど」
「ふふっいつもありがとう、ハヌル」
練習室の前の廊下でAとハヌルがそんな会話をしているのをちょうどスニョンと聞いてしまった
嬉しそうに笑うAと気まずそうに、でもどこかいつもと違う表情のハヌルを見れば一目瞭然だった
スニョンが不機嫌になるのはAは毎年会社についてから俺たち全員にチョコを渡してくれていたのが今年は違ったようで、特にいつもと変わらない時間が流れていた
wn「.........俺も意外と期待してたんだな」
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wn「....表情管理」
hs「え〜？」
練習が終わるとAに全員で集まりましょうと言われ今は俺たちが暮らす6階のリビング
チョコが貰えるんだとニヤニヤしているスニョンとその他大勢
sc「今年は貰えないかもって絶望してたわ」
js「この世の終わりみたいな顔してたよ」
「お待たせしました....えっと、」
リビングに入って来たAの後ろ手にはたくさんの紙袋が
小さな体に全然隠せていない
「バレンタインなので、チョコレートを....」
wn「、？」
いつもなら笑顔でチョコレートを渡してくれるのに今年は何でか浮かない表情
「あと実は....」
dn「どうしたの？」
1人ずつ紙袋を渡し終えると冷蔵庫に向かうAが
取り出したのは透明の箱に入ったホールのチョコケーキ
「ガトーショコラを作ったんです、これも....良かったら」
dk「わあAが作ったの？」
jn「お店のみたい」
wz「美味そう」
「あ、別にこっちから食べなくても....」
jh「何言ってんの」
vn「Aが作ってくれたのがいいんだよ」
皆でいただきますとつついて口に運べば
スッキリとした甘さが広がる
sg「うまっ！」
mh「美味しいよ」
mg「ねえこれ全部食べたい」
hs「A天才！」
wn「店出した方がいい」
「ふふっ良かったあ.....いつもありがとうございます、オッパ」
sc「毎年大変だろ？13人分も....」
「いいえ、選ぶ時間はとても幸せですよ」
Aは同じものを13個ではなくいつもそれぞれの好みに合わせて違うものを渡してくれる
wn「ありがとう、A」
「ふふっ私の方こそ」
心が溶けてしまいそうな
甘い、甘い1日
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ヨルム(プロフ) - まるさん» こんばんは。コメントありがとうございます。楽しみだと言っていただけてお話作りも頑張れます(^^)！ (2022年4月29日 21時) (
レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています！今後も楽しみにしています。応援しています。 (2022年4月29日 20時) (レス) @page44 id: 2a0a7c4887 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルム(プロフ) - 雪音さん» こんばんは。私の方こそ嬉しいコメントありがとうございます！これからも主様の楽しみになれるように精進していきます（ ; ; ）！ (2022年4月29日 18時) (レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 一番更新を楽しみにしております！言葉の選び方が素敵で、一ページ読むごとに心が満たされる気持ちになります＾＾いつも楽しませていただきありがとうございます。これからも楽しみにしています。 (2022年4月29日 16時) (レス) @page44 id: 56947806e7 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ヨルムさん» いえ、お役に立てたのなら何よりです！ (2022年1月27日 0時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルム | 作成日時：2022年1月23日 1時
