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僕の中は
君の為に空いている
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WZside
wz「A大丈夫か？」
「ふふ、はい大丈夫ですよ〜」
レコーディング室にあるのはキーボードのタイピング音と
2人の声だけ
5日前に俺たちのレコーディングがあり
そこでうちのメインボーカル、ドギョミが
何度か録りなおしてもいまいち納得がいかなかったようで涙を流していた
俺は気の利いた事も言えずスングァニが慰めていたが途中で出て行ったと思ったらそのまま戻って来なかった
健康診断のあったAが予定の時間よりかなり遅れて来て
何かあったのかと問う前に
見た事ないような悲しい瞳、濡れた服と髪を目にすれば
何があったか全てを悟った
そんな事があった次の日Aが熱を出したと聞いて
泊まり込んでた作業部屋を飛び出して宿舎へ戻った
wz「ヒョンAは...」
js「部屋で寝てるよ」
sc「すぐ練習なのにわざわざ帰って来たのか？」
wz「Aが熱なんて初めてだしどれくらい酷いのかヒョン教えてくれなかったし」
mg「咳してて........熱はまだ測れてないけど顔真っ赤だったからなあ」
dk「俺のせいなんだ」
また泣きそうな顔をしてぐっと下唇を噛むような仕草をする
wz「お前のせいじゃないだろ」
mg「そうだよ、Aならきっとすぐよくなる」
dk「うん............Aが....
ううん何でもないそろそろ準備しないといけないね」
何か言いかけたと思えばいつもの明るい笑顔を見せてくれて少し安心した
それから俺たちはいつも通りでいつも通りとは違う練習を終え次の日にはAの熱も下がっていて
これまで体調を崩してないのはやはり日頃の行いがいいんだと確信した
「ジフニオッパ、この入りはもっと低い方がいいですか？」
wz「いや？今のままでいいよ」
「分かりました、一旦キープでもう1回いいですか？」
wz「ん」
すぐにでもレコーディングしようと言うAに
喉の調子が万全にならないとさせないと脅し
ようやく今日が、AのHOMEレコーディング日だった
「カラットの皆さん喜んでくれますかね.....」
wz「当たり前」
「ふふ、そうですよね」
Aはよくカラットが喜んでくれるかな、楽しんでくれるかなと不安そうな顔をする
その度に俺が当たり前だと言えば棘ひとつないまるい笑顔を
向けてくれる
ㅤㅤㅤㅤ
なのに、
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ヨルム(プロフ) - まるさん» こんばんは。コメントありがとうございます。楽しみだと言っていただけてお話作りも頑張れます(^^)！ (2022年4月29日 21時) (
レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています！今後も楽しみにしています。応援しています。 (2022年4月29日 20時) (レス) @page44 id: 2a0a7c4887 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルム(プロフ) - 雪音さん» こんばんは。私の方こそ嬉しいコメントありがとうございます！これからも主様の楽しみになれるように精進していきます（ ; ; ）！ (2022年4月29日 18時) (レス) id: 4e74d3939e (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 一番更新を楽しみにしております！言葉の選び方が素敵で、一ページ読むごとに心が満たされる気持ちになります＾＾いつも楽しませていただきありがとうございます。これからも楽しみにしています。 (2022年4月29日 16時) (レス) @page44 id: 56947806e7 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ヨルムさん» いえ、お役に立てたのなら何よりです！ (2022年1月27日 0時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルム | 作成日時：2022年1月23日 1時
