SEVENTEENヨジャマンネの秘密２

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寝る前のストレッチと最近始めた軽い筋トレを終える頃には2時を回っていて
早く寝ようと布団に潜ろうとした時


とても小さなノック音




「はい....」

hn「ハヌルです、足のテーピングします」

「え？」

右足を庇ってひょこひょこ歩きドアを開けると救急箱を持ったハヌルさんが


「すみません、ありがとうございます」

hn「リビングへ」

「......？、別にここでも...」


そう言うと考えた様子で私の右足をじっと見つめ深いため息を溢した

hn「他人を気軽に部屋へ入れたらいけませんよ」

「ハヌルさんは他人じゃないですよ」

hn「他人でも他人じゃなくても相手が男なら気を付けてください」


部屋へ足を踏み入れ後ろ手にドアを閉めたハヌルさん

hn「足見せてください」


ベッドに腰掛けてパジャマのズボンの裾を少し上げた

hn「体が基本という事を忘れずに」

「はい.....ごめんなさい」


怒らせてしまっているのは分かっているけど口調も、
手当てしてくれている手つきも少し柔らかく感じる


「オッパたちにバレないように来てくださったんですよね...」

ハヌルさんなら足の具合が悪化している事に気付いていたはず、それでも遠くから見守っててくれたんだろう

「.....ありがとうございます、本当に」


感謝の気持ちを伝えたくて
ハヌルさんの大きな瞳を見つめると

ゆっくりと目が逸らされた



hn「..........申し訳ありませんでした」

「.......？何が......ですか？」

hn「以前、Aさんの手を強く振り払ってしまった事です」

「え、え？気にしてないですし.....謝らないでください」


本心なのに暗い顔のままだからどうしよう

「...........ハヌルさんはお誕生日いつですか？」

hn「はい？」

「気になるんです、いつですか？」

いきなり何言ってるんだという顔をされている

hn「.......2月1日です」

「わあ、本当に同じ歳なんですね....韓国に同じ歳の友達がいないので嬉しいです、友達が出来て」

hn「マネージャーです」

「じゃあ友達になってください」


hn「.....Aさんって、意外と頑固ですよね」

「ふふはい、あ、Aって呼んでください敬語もやめてください」

hn「Aさんも敬語でしょう」

「あっ、本当だねハヌル」

黒い瞳が大きく開かれ何度目かの大きなため息





hn「あたたかくして寝て






　 A」


「ふふっハヌルも、おやすみありがとうね」






友達も出来て



今日は本当にいい日みたい







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