噂の年下ジョングクくん (ページ49)

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昼食前の休み時間。

次は移動教室だからジミンちゃんとカウンと一緒に下の階へと向かった。

目的地に着くためには必ず1年生の教室の前を通らなきゃいけない

嫌な予感はしていたけど、やっぱりそうだった。

『ねぇねぇジョングクくん聞いてる？』

『俺たち応援してるんだから少しはいろいろ教えろよなぁ』

『Aさんとつきあえるなんて、よかったなジョングク。』

ジョングクくんも私と同じ状況であった。

ジョングクくんはというと、どこかへ行きたいのか前へ進もうとしてるけど人に囲まれててめんどくさそうな顔をしてる。

JM「うわぁ…ジョングクも大変だね…」

KN「かわいそう、すごい困ってるじゃん。」

なんだよカウン。

私にはお疲れしか言わないくせに

なかには2年生の人もいる。ほんと呆れてくる

関わりたくないからジミンちゃんたちの腕を引っ張って通りすぎようとしたとき

『でも俺、Aさんはジミンさんのこと好きなのかと思った』

『あ、それ思った。いつも一緒にいるからお似合いだなぁって、…あ、気分悪くしちゃったらごめん』

JM「…え？」

「…」

はい？

今なんて？

『あ、ジミンさん…！…ぇ Aさんも…』

『Aさんだ！』

JK「…」

やばい囲まれる。

って思った時には遅くて、すでに標的は私達に変わっていた。

っていうか

「私がジミンちゃんを好き、？」

『あ、え…違ったんですか？ジョングクくんのことが好きだったんですか？』

いやどっちも違います。

『ジミンさんはどうなんですか！？Aさんのこと好きそうに見えましたけど、』

JM「え、ぇえ？」

いや待てよ。

今ここでジミンちゃんのこと好きでした的なこと言ったら …

ジョングクくんもいるし、噂を信じてる人たちもここにいる。

………ハッピーライフを戻すために

よし、

JM「僕たちは別に…」

「そうだよ」

JM「え？」

『え！？』

ジミン氏。

私を許しなさい

「私、ジミンちゃんみたいな人が好き。だから、ジョングクくんのこと恋愛的に見てないし、っていうかつきあってないから！」

JM「ぇ、……え！？」

『え？ちょ、…どゆことですか！？』

『2人つきあってるんじゃないの？え？…ちょっとえ？』

JK「…」

こんなことで信じてもらえないのは承知だ。

でも私は言った

つきあってないと。嘘だと言ったからな

だからお願いジミン氏。

真に受けて顔真っ赤にしないで