噂の年下ジョングクくん (ページ35)

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[ JM side ]

「あ、そういえばジョングク。明日入学だね」

JK「はい」

小さい頃、よく一緒に遊んでくれたジョングク。

ジョングクが違う町に引っ越してから会えない日が続いてたけど、４月にまた戻ってきてくれたおかげで話したり会ったりする日がまた多くなった。

「同じ高校かぁ。ふふ、嬉しいな」

JK「家から近い高校がここしかなかったのでヒョンと一緒とか最悪」

「またまたぁ、ほんとは嬉しいんでしょ？」

JK「ぶっ叩きますよ。」

ジョングクは昔から極度の人見知りだから、高校でやってけるか心配だった。

僕の高校、なかなかうるさい人いっぱいいるし…。

まぁでもジョングクはイケメンだし、すぐ彼女つくって生活にもすぐ慣れるかなと思っていた。

そして入学式当日。

「ジョングク、友達はできた？」

JK「できるとでも？」

「だよね。」

やっぱりこの兎には難しいらしい。

でもまだ初日だし、心配することないか。

ジョングクとは学年違うし、教室行ったりするのもできないから余計に心配しちゃう

弟みたいな存在だし

JK「そういえばヒョン、彼女いたんですか？」

「え」

唐突すぎる質問につい変な声を出してしまった。

「ぇなんで？」

JK「今日ヒョンがいたから話しかけようとしたら隣に女の人いたんで」

「…えっと…それって下校してるとき？」

そう聞くと頷くジョングク。

あぁたぶんそれ

「Aだよ。」

JK「…A？彼女の名前？」

「ちがうよ幼馴染。」

JK「…ふーん」

なんでも彼女に繋げないでほしい。