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「こーじ。ありがと。」




ありがとう。本当に。



最後まで、私のことを心配してくれるのは、こーじくらいだよ。




「あー、うるさ。茶番はうんざり」



「お前ごときがAのことわかったような面してんなよ!」



バリン___



近くにあった机を蹴飛ばして、上に乗ってたお皿やワイングラスが割れる。



それでもイライラが収まらないのか、彼はこーじの髪を片手で掴んで持ち上げた。



向井「いっ!」



「幼なじみだかしらねーけど、Aはもう俺のなんだよ。今さらAの前に現れてきてなんなんだ?図々しく俺のなのに話しかけて触れて。Aを1番愛してるのは俺だ。お前なんかじゃない。なのに……

なんでAはお前をこんなに庇うんだ!ただ小さい時から知ってるだけで、今までずっと音信不通だった奴なのに!お前のせいで……、お前がいるせいで!!!」



こーじは痛そうに顔を顰める。



「や、やめて……。もう、こーじに何もしないで……」



「……。これ以上Aに関わったら、お前もお前の家族も殺すから」



やっと離された手。こーじは顔を、地面に落とす。



向井「家族は……もういない」



向井「俺の家族も、死んだ……」



「……え、」



向井「交通事故。一緒に車乗っとったのに、俺だけ助かってん。どうしようもなく苦しなって、学校行けんくって。遺品整理なんか、地獄やったわ。広い家の中で、独りで思い出漁るんなんか。泣きながらやっとった時にな、アルバム出てきてん。そこに、Aも映っとった。それで、無性にAに会いたなって。もう、Aのいるとこ引っ越そ思って。なんでか知らんけど、うちの家族全員むっちゃ高い保険入っとって。そのお金でアパート借りて、転校してきたんや、俺。


……俺、Aおらんと無理や。もう、独りなりたない、」




「こーじ……」



なんて声をかけるべきかも分からない。でも、ただただ涙が溢れた。



こーじの明るい御家族がもういないっていうのと、
ここまで私を必要としてくれる人には、もう出会えないだろうなって。

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あーちゃん(プロフ) - MaNaさん» いえいえ、こちらこそレスありがとうございます!続編が出てくれるだけで嬉しいので、いつでも待ちます! (8月30日 21時) (レス) id: df602a468b (このIDを非表示/違反報告)
MaNa(プロフ) - あーちゃんさん» あーちゃんさん、ありがとうございます!続編、遅くなっちゃうかもですけど、ちょっとずつ考えてみます!めめ担に言ってもらえると本当に感激です!!!! (8月30日 16時) (レス) id: f9dc76f740 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 続編ぜひ、作ってほしいです!めめ担なのでいつもにやにやしながら読ませてもらってます!最高です! (8月29日 22時) (レス) @page44 id: df602a468b (このIDを非表示/違反報告)
MaNa(プロフ) - リンさん» リンさん、ありがとうございます!楽しんでもらえるよう頑張ります!!! (8月24日 21時) (レス) id: f9dc76f740 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - たまたまおすすめに上がってたので読んでみました〜。めめの狂愛…たまりません😅 (8月22日 11時) (レス) id: 89596a4d56 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MaNa | 作成日時:2022年8月7日 0時

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