咲葵ちゃん真逆の幼女になる。 その七 ページ49
固まっていた保護者軍団だったが、周助がふと思い出したように
『Aってかっこいいものは好きだったけど可愛いものは如何なんだろう?』
と言い出した。
手塚を見てニコニコしているAに視線を向けると、それに気づいたのか不思議そうな顔をしている。
『誰かAが可愛い物好きか分かる人っている?』
流石に居ないか、と思い佐伯が発言を取り消そうとすると赤也が声をあげた。
『俺、知ってるかもしれ無いっす!』
皆から何故知っているんだという目で見られた為か、慌てて弁解し始めた。
『A先輩と同じ部活の後輩が友達と会話してたのが聞こえたんすよ!』
赤也によると、Aの後輩がAにうさいぬを薦めて、見事にその可愛さにやられたらしい。
しかし会話の流れからするとAの後輩がうさいぬを薦めたのは彼女が中学1年になってからだったため、Aがうさいぬにハマったのは中学2年生の時になる。
『…A姉の部屋に行けばうさいぬのグッズか何かが見つかるんじゃ?』
裕太がそう呟くと、周助と佐伯がそれに賛同し始める。
『僕たちで行ってみる?』
『けどAは如何する?』
『A姉も連れて行きたいけどなぁ…』
『手塚にでも見ていて貰う?』
『そうだね、それが良いかも。』
ちなみに上の会話は、過保護軍団軍団の脳内会話の一部である。
『…何であの人達視線だけで分かるんすかねぇ…』
『え、赤也はできないのかい?』
『…え、ぶちょ、え?』
『冗談だよ。』
『……………。』
咲葵ちゃん真逆の幼女になる。(ほぼ会話) その八→←咲葵ちゃん真逆の幼女になる。 その六
63人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雛鳥 - このお話大好きです!特別編は幼女のお話がいいです!でも、ぶっちゃけどれでもいいです!大好きなので!!楽しみにしてます! (2021年3月27日 19時) (レス) id: 4ab8794890 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 白狐さん ありがとうございます!!頑張ります!!コメントの通知がきたとき嬉しくて目が覚めました! (2021年3月15日 17時) (レス) id: 0b49d3422b (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 続き楽しみです! (2021年3月14日 18時) (レス) id: f345edd9e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:零 | 作成日時:2021年3月6日 14時