秘密のお話 ページ19
幸村side
−ある日の部活中
『ねえ真田。』
『どうした?幸村。』
『キミはさ、星月Aさんを覚えているかい?』
『…其れは箏曲部副部長の彼奴の事か?』
『そうだよ。俺の記憶が正しければ過去に会ったことがあるんだよね。』
『俺は記憶に無いが。いつのことだ?』
『まだ俺達が小学生だった時の話かな。』
『………姫、か?』
『うん。彼女が姫と呼ばれることを嫌がっていなかった時。今と全然変わらないね。』
『そうだな、で何か言いたいことがあるんだろう?』
『俺は星月さんをテニス部の臨時マネージャーにしようと思うんだけど良いかな?』
『彼奴ならば特に問題は無いと思うが、許可してくれるのか?』
『うーん…納得してくれない確率の方が多いね。彼女俺達のことを覚えていないようだし。』
『ならば取り敢えず柳生に話を聞くのが良いのでは無いか?』
『柳生に?』
『ああ。彼奴はよく星月と話しているようだからな。』
『ふーん…』
不二周助side
−ある日の夜
Aと会うのは久しぶりだな。合宿は裕太も来るようだったからもともと楽しみではあったけれどAが来てくれるって知ったことでもっと楽しみになったよ。きっと彼女は裕太に連絡していないだろうから電話を掛けてみるか。
『もしもし、裕太?』
『…何だよ兄貴。』
『そろそろ合宿があるだろう?合同のさ。』
『そうだけど、そこで何かあるのか?』
『流石だね。Aから連絡があって、その合宿にAも参加することになったんだって。』
『Aって…あのA?』
『うん。ボクらと幼馴染みのAだよ。』
『マジか…。』
『合宿、楽しみだね。』
『ああ。』
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雛鳥 - このお話大好きです！特別編は幼女のお話がいいです！でも、ぶっちゃけどれでもいいです！大好きなので！！楽しみにしてます！ (2021年3月27日 19時) (
レス) id: 4ab8794890 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 白狐さん ありがとうございます!!頑張ります!!コメントの通知がきたとき嬉しくて目が覚めました! (2021年3月15日 17時) (レス) id: 0b49d3422b (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 続き楽しみです！ (2021年3月14日 18時) (レス) id: f345edd9e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零 | 作成日時：2021年3月6日 14時
