http://凶器、狂気 ページ36
『待てゴルラァおっさんン"ン"！！』
ダダンダンダダンッ！！と今にもターミなんちゃらのBGMが流れる勢いで偽警察を追う
前行くガキとロリは迫る私を綺麗な二度見すると走るスピードを加速させた
ん？お前らヤツを追ってんだよな？？私の顔見てスピード上げた訳じゃないよな？？？ん？？？？
「こっちだ！」
二人に追い付き角を曲がる
するとそこには待ち構えていたように既に偽警察の服装を解いた犯人
片手は台車の押す部分を掴んでいる
「君達、ここは従業員以外立ち入り禁止ですよ？」
「そうなんだぁ！僕達知らずに入っちゃったけど...その箱にいる友達探してたから仕方無いよね？」
猫かぶり、鼻につく声
だがそれよりも気になるのはガキの示す「箱」
台車に積まれたデカい箱が＿＿不乱に動く
「...＿＿嘘でしょ」
ロリの漏らした小さな声で全て悟り、ヤツが取り出したカッターナイフを箱に向けた瞬間何かがブチ切れた
『＿＿ドブネズミが。汚ねぇ手でガキ共に触れてんじゃねぇよ...！！』
コナンside
肌に刺さる様な怒気が場を制する
ピリついた空気に怯みそうになるのは犯人だけで無く、俺と灰原もまた例外では無い
偶然か否か。俺と灰原を守る様にして立ちはだかるAさん
『何がお望みだ？コンクリート詰めで東都湾に沈めるか？それとも何だ、血祭り上げるか？？血祭りワッショイ』
ああ、分かりやすいぐらいに「怒っている」
今までだってそうだ
会ってからまだ日は浅いかもしれないが怒った事は、無い
ただこの惨状に今は黙って見る事しか出来なかった
『...＿＿何処へ行っても、お前みたいな人間のクズは居るんだな』
...何処へ行っても。
ふと気になるワードを拾いつつ耳を傾け、そっと顔を出す
『...ガキとロリ。邪魔だ、どっか行け』
ぶっきらぼうに顔を正面に向けたまま呟いたAさんに不審に思っていると険しい表情
犯人がターゲットを変え、Aさんにカッターナイフを向けた
...この人は、どんな状況であろうが内に秘めた優しさを忘れてはいない
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リンドウ - 悪魔さん» 返信遅くなって申し訳ございません！！だんだんヒートアップしていくタイプの夢主です！！笑笑 (2019年6月2日 12時) (
レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
悪魔(プロフ) - めっちゃ悪態ついてて面白い！笑笑 (2019年5月31日 14時) (レス) id: aa57322430 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ - さちさん» コメントありがとうございます！やっと続編にありつけたのでそちらでもよろしくお願いします (2019年5月13日 21時) (レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
さち - 続きが気になりました。よろしくお願いします。 (2019年5月13日 2時) (レス) id: 6298c06453 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ - 架印�靴気�» 大 当 た り で す(真顔)笑笑 新一君も好奇心旺盛ですからね、自ら首を絞めにいってます。笑 ごめん、新一君... (2019年5月6日 21時) (レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ | 作成日時：2019年4月12日 7時
