http://私らのやり取り ページ46
『家...帰還...』
ヘロヘロのボロボロで脇目も振らず鍵をガチャガチャ雑に回す
やっとこさ鍵が開いてただいまマイスイートホーム...
「開くのに手間掛かり過ぎだ」
『ン"な"ア"ァ"ァァァァ！！！？』
背後に聴こえた潜めた声にオーバーリアクションを取る
やだ私ゲロかわ(白目)
「...早く入れ」
『何で居る...というかここ私の部屋なんですけど。＿＿ジンさん』
今日も上から下まで黒黒黒。朝から晩まで黒黒黒
黒を愛し、黒に愛された大男が殺しの目付きで催促する
てめぇ何で居るんだ
『びっくりし過ぎて寿命3分縮んだじゃ無いですか。カップ麺一個に損害出るじゃないですか』
「残念ながら今のカップ麺は4、5分らしい」
『どうして貴方はフォロー能力に欠けているんでしょうね』
ぶつくさ嫌味を発して床に座る
私だって今帰って来たのだ、少しぐらい休ませてくれ
そんな私の様子を見かねてか、持っていたらしい袋の中から何かをおもむろに取り出した
「ほらカップ麺」
『何で見計らった様に出てくるんでしょうね。偶然ですか？』
「お前は寿命縮んだから食えねぇんだったな」
『私都合悪い事は数秒で抹消される高性能な作りなんですよ』
大男相手にカップ麺を雑にもぎ取り、3...いや4、5分待つ
ちゃっかり自分の分も用意していたらしいジンさんはカップ麺を二人分揃えてシンクに置く
時間が経過したところで二人仲良く床に座ってカップ麺をすする
黒の組織がカップ麺すすってる...。しかもジンさん...
この絵面が何を示すかは貴方次第です。(やかましい)
「...カップ麺を食ってると酒が飲みたくならねぇか？」
『話の振り方下手ですね〜。私は絶対お酒飲みません』
断固として拒否権行使
するとあろう事か、再び袋の中から取り出した
「ジンを持って来たんだが」
『自分の名前酒持って来るとかイケてますね。その自信と勇気ある行動を称えてやっぱりお酒は飲みません』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2617人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リンドウ - 悪魔さん» 返信遅くなって申し訳ございません！！だんだんヒートアップしていくタイプの夢主です！！笑笑 (2019年6月2日 12時) (
レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
悪魔(プロフ) - めっちゃ悪態ついてて面白い！笑笑 (2019年5月31日 14時) (レス) id: aa57322430 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ - さちさん» コメントありがとうございます！やっと続編にありつけたのでそちらでもよろしくお願いします (2019年5月13日 21時) (レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
さち - 続きが気になりました。よろしくお願いします。 (2019年5月13日 2時) (レス) id: 6298c06453 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ - 架印�靴気�» 大 当 た り で す(真顔)笑笑 新一君も好奇心旺盛ですからね、自ら首を絞めにいってます。笑 ごめん、新一君... (2019年5月6日 21時) (レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リンドウ | 作成日時：2019年4月12日 7時
