http://愛の叱責 ページ38
『パツキンとハイネックは後から来たくせに美味しいとこ持っていくんじゃねぇよ』
不機嫌MAX全面に釀し出し溜め息をつくが、内心はガキの身元が無事で良かったとの安心感
...悟られたくはねぇな
その後駆け付けた警察が男の身柄を確保し、ガキ三人は一応病院に運ばれる事になった
だが救急車の到着がまだのため、屋内駐車場へ移動する
「マジでどうなるのかってびびったぜ！」
「僕達少年探偵団の目を欺こうなんて数年早いです」
「でも怖かったー！！」
『おいガキ』
「万引きは犯罪だよなー！」
「そうです、犯罪です！」
「あともう少しで問い詰められたのにー」
『＿＿ガキ共！！お前らいい加減にしろよ！！！』
コナンside
一瞬で静まりかえる駐車場
他の客も車も無い
威厳ある叱責が三人を縮こまらせた
『何が少年探偵団だ。満足に金も稼いだ事ねぇガキが身の丈知らずに勝手しやがって。お前ら死ぬぞ！！』
言い方は確かにきついかもしれないし、配慮に欠けているかもしれない
だがそれ以上に真っ当で正論を叩き込ませているのが伝わる
『道徳に欠けた自由程迷惑なものは無い
...けどお前らは自由奔放で見てて危なっかしいし、無鉄砲で身勝手だし。それこそ他人に迷惑かけるってのを気付かねぇのか』
怒りを露にし、徐々にボリュームが上がるAさんを安室さんが止めに入る
「彼らも反省してる訳ですし、もうそこら辺で良いのでは？」
『黙れパツキン。元はと言えばてめぇが連れだろ』
安室さんを睨みつけたAさんは三人に向き直ると、一歩前へ足を踏み出し三人のスレスレに佇んだ
当たり前の様に肩を震わせる三人
＿＿だが
『...＿＿お前らと行動を共にした私にだって責任はある。勿論ハイネックもな
だからこそ大人の目があるからって好き勝手して良い訳じゃない...それに
＿＿お前らガキの帰りを待つ親がいるだろーよ』
Aさんの言葉がゆっくりと深くに反芻して残る
ああ、この人はどうして
「お前らはまだガキで＿＿守られる立場なんだぞ」
まだ俺らは子供で、守られる立場。
あの子供嫌いで、疎ましそうにいつもいつも払い退けていたAさんが、三人の目線までしゃがみ視線を合わせながら諭す
...この人は一体どういう人なんだ
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リンドウ - 悪魔さん» 返信遅くなって申し訳ございません！！だんだんヒートアップしていくタイプの夢主です！！笑笑 (2019年6月2日 12時) (
レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
悪魔(プロフ) - めっちゃ悪態ついてて面白い！笑笑 (2019年5月31日 14時) (レス) id: aa57322430 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ - さちさん» コメントありがとうございます！やっと続編にありつけたのでそちらでもよろしくお願いします (2019年5月13日 21時) (レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
さち - 続きが気になりました。よろしくお願いします。 (2019年5月13日 2時) (レス) id: 6298c06453 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ - 架印�靴気�» 大 当 た り で す(真顔)笑笑 新一君も好奇心旺盛ですからね、自ら首を絞めにいってます。笑 ごめん、新一君... (2019年5月6日 21時) (レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ | 作成日時：2019年4月12日 7時
