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GD「話題が尽きないのな、お前。」
そう言うと電話口のAは拗ねた。
それが可愛いと思う俺は重症だよな。
「ジヨンオッパのが話題尽きないじゃん。」
GD「そうでもない。」
「イルボンのモデル？女優の子は？」
GD「あれ？・・妬いてる？笑」
「・・・別に。お似合いだと思います。」
GD「あれは雑誌の撮影の写真だし、
向こうはペンだって言ってくれたけどさ。」
「プロモーション活動ですか？」
GD「そう、あれくらいの疑惑は話題になりやすいから。」
「勉強になりますね。笑」
GD「まだまだガキなAには早い。」
「そんなガキが好きなんでしょ？なんて。」
GD「・・・・・好きだよ。」
熱愛報道なんて9割がデマだ。
そんな簡単に分かるような付き合いはしない。
事務所にとっても商品であるアイドルに
傷をつけるような記事を許さないだろうし。
ある程度年齢が行けば分かるけど、
Aはまだ18歳だし。
このままいけば正直この先10年は安泰だろう。
それくらい実力と人気を持ってる。
俺の気持ちは受け取らなかったくせに、、
なんて少し捻くれた気持ちもあったけど。
それがあってから本当の兄妹のように
口調も態度もいい意味で砕けて行っていい感じ。
俺的には満足いってる。
GD「もし、本当に彼氏なら紹介しろよな。」
「なんでジヨンオッパに？」
GD「オッパは見極めないといけないんです。
Aに相応しいかどうか。」
「・・・・今回は紹介しない。」
GD「ってことはデマか？」
「オッパと一緒。プロモーション活動。」
GD「そっか、ならいい。
タプヒョンもAが大人の階段上ってるって
なんかうるさかったんだからな。」
「タプオッパ。笑」
GS「ヨンベもAに彼氏は早いとか言ってたし。」
「ヨンベオッパが言うならしょうがないや。
彼氏はいりません。つくりません。笑」
GS「スンリは彼氏いてもおかしくないっていって
ヨンベにヘッドロックかけられてた。笑」
「スンちゃんっていつもふざけてる。笑」
GD「ヤー、スンちゃん呼びかよ。」
「呼んでねって言われたの、いいでしょ。」
GD「羨ましくねぇわ。パボ。」
そんな会話をした次の日に、
街中で大きな広告の看板を見かけた。
写真でしていた指輪とは違うのを付けてる2人。
GD「・・・これ、か。」
シンプルなお揃いコーデで、
笑い合うカップル。
GD「いつか本当の場面を見るのか？俺。」
その呟きに返答はない。
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年5月16日 22時
