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JN「行っちゃったね・・・。」
Aが逃げるように去って行った。
食器をさっとシンクに置いていくという素早さ。
そこにヌナの片りんを見た・・気がする。
ジニヒョンが片づけを初めて、
それをジョングクが手伝ってる。
ユンギヒョンは部屋に戻ってしまった。
なんかAと話をして閃いたらしい。
だからここには俺とナムとテヒョンとジミナ。
JM「テヒョン。毎日行ってるの？」
TH「・・・うん。」
JH「抜け駆けなんだっけ？」
TH「そう！・・もしかして怒ってる？
ホソクヒョンには前に言ったでしょ。」
JH「うん。聞いたね。」
RM「何ですか？それ。」
王子様の話をしてた。
テヒョンがただ一人望んでたポジション。
どうやら手に入れられてないみたいだけど。
TH「正統派にいっても勝ち目ないんだもん。
少しくらいは卑怯な手使わなきゃ。」
JM「テテは十分・・勝ち目ありそうだけど。」
TH「ん〜まだまだかな。ジミナには勝てるけど。」
JM「・・・・うわ。」
JH「イジワル言わないの！」
ウリジミナにイジワル言ってるけど、
たぶんあれはちょっと強がりが入ってるはず。
キッチンで洗い物してるジニヒョンとジョングクを
じーーっと見つめてる目は嫉妬をまとってる。
TH「だってさ、、結局グクなんだもん。」
RM「もしかして、王子様？」
TH「そうずるいよね、ヒョンもそう思うよね？」
JM「・・・特別は変わらないの？」
TH「ヌナの知り合いは俺たちよりも全然年上ばっか。
ヒチョルヒョンも含めてだけど・・・色んなオッパがいるって。
なのに、グクのことはやっぱ大切にしてるんだもん。」
ずるいずるいずるいって言いながら
テヒョンは寝っ転がってじたばたしてる。
それをちょっと恨めしそうにみてるジミン。
TH「ヌナはやっぱ大人なんだよ。
女の子はお砂糖とスパイスで出来てるんだよ
って教えてくれたんだけどさ。」
まさにそれ。
甘いと思ったらスパイシーだし。
だからこそ魅惑的で触りたくなる。
JH「どんなとこが？」
TH「ふわふわに柔らかいの。」
RM「・・・・どこが？笑」
TH「え、身体全部。」
JM「なにそれ////」
JH「ピョンテやろう。」
TH「ヤッてないからね。」
RM「・・・それは安心した。」
JM「・・・よかった(ぼそ)」
TH「優しいのに…俺を選んでくれないし。
抱きしめても突っぱねるんだもん。」
ちょっと想像してしまった。
そんな自分を殴ってやりたい。
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年5月16日 22時
