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あのヌナは上手だ。
だぶん、全部わかっていて動いてる。
何事も先回り、一歩というか数歩前にいる。
Aの顔のままだけど、表情が違う。
しかもそれを気づかせてる。
特定の人物だけに違和感をもたせてる。
その人物に入れたったことは、
少しは認められているのだろうか？
Aに近い存在として。
その優越感に浸ってる場合じゃない。
ヌナ曰く、それは数人いるみたいだから。
SK「うわ！また1位ですよ！！」
DK「これで2週間連続だね！すごい！」
MG「このダンス可愛いよね、小悪魔感！」
HS「俺、踊れる！(どや)」
T8「ヒョンがやっても可愛くない。」
DN「笑！ヨジャダンスですからね。」
顔の前で手を表裏と返す動作が嘘と本当を
表しているみたいで、メインになってる。
指の合間から見える小悪魔の微笑み。
それにペンは盛り上がってる。
この番組は生放送じゃないから話はできるかな？
電話を耳元にあててると、視線が刺さる。
ハニヒョンのところから。
ヒョンは見た目と違って中身は男らしいし、
行動に移せる人だ。だから要注意。
視線がかち合いそうになったとき、
聞きたかった声が聞こえた。
JU【もしもし？今、大丈夫？】
【ジュナ、私には用ないんじゃないの？】
JU【フフフ、、拗ねてるの？笑
コンジュに認めてもらわないとダメでしょ？
だからポイント稼がないと。】
【彫刻のくせに、、。まあいいけど。
いまはあんまし長話出来ないから、
また今度でもいいかしら？】
JU【あ、仕事中だった？ごめん。】
【仕事じゃないんだけど、、。
聞き耳を立ててる人が9人もいるから。】
JU【、、9人？】
誰と一緒にいるんだろうか。
9人っていうとEXO先輩とかNCT127とか。
ナムジャだとしたら邪魔できていいんだけど。
そんな疑問はスングァンの言葉に消される。
SK「あ、TWICEのインスタグラムにAが！」
VN「うわ、、可愛い(ぼそ)」
なるほど。女子会なうね。
JU【女子会？笑】
【ブーちゃんの声聞こえた。
あの子言うだけあってさすが。情報が早い。】
JU【Aが認めてるエトワールだからね。
宿舎にポスターあるよ？あとグッツ。】
【知ってる。サイン会来てくれてたし。】
JU【は？？】
【モンスタのイムさん？と一緒に来てた。
変装してたけど、まあ分かるよね。】
あ、オンニたち！！ ブチっ
そこで電話が切れた。
サイン会とか。
なにそれ、知らないんだけど。
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年5月16日 22時
