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まさかのテヨンか〜。
先生が決めたのなら納得はいく。
ダンスならテンもありだけど。
グループのメインはテヨンだから。
2週間で完璧にする為練習が始まった。
新曲の練習のあと、テヨンは残ってる。
なんでも歌謡祭のための書き下ろしのサウンドに
Aが振り付けをしたらしい。
そりゃあ、いくらテヨンでも苦戦する。
部屋で唸ってるの聞いたし。笑
Aとペアダンスとかいいなぁ。
そんなことを思いながらも歩いてると
後ろから引き止められる。
LT「あ、ジャニ！！」
JO「イトゥクヒョン！」
LT「元気そうだな。」
JO「やっとデビュー出来ますからね。
緊張もしますけど、嬉しさの方が勝ってます。」
LT「うん。ジャニらしいな。笑」
ちょっと話し出来るかな？
そう言われて頷きながら考えを巡らす。
たぶん、Aのことだろうな。
LT「ごめん、急に。」
JO「いえ、全然問題無いです。」
LT「それで、話なんだけど…。」
バンッ
イトゥクヒョンが口を開いたとき、
大きな音がしてそちらを向く。
HC「、、、よう。」
そこにはヒチョルヒョンがいて、
壁に寄りかかってるからたぶん叩いたんだろう。
すこし、いやかなり？イライラしてる。
JO「ヒョン。」
LT「どうしたんだよ、ヒチョル。」
HC「…お前、何知ってる？」
ヒョンは俺を睨みつけてる。
それにイトゥクヒョンも驚いてる。
Aと何かあったのか…。
JO「何を…ですか？」
HC「あいつとはどんな関係だ。」
LT「おい！ヒチョル！」
声が咎めるような色。
でも、正直不明なことが多い。
JO「Aは俺の大切な人です。
今はまた片思いになってしまってますけど。」
LT「今は？前に…。」
JO「付き合ってました。
嫌いになって別れた訳じゃないです。」
そう言うと、イトゥクヒョンは驚いてて、
ヒチョルヒョンは怪訝な顔をした。
HC「お前…利用されてるんじゃないか？」
JO「……いくらヒョンでも怒りますよ。」
HC「あいつが、先生と繋がってるの知ってんだろ？
事務所にも簡単に出入り出来るくらい。」
JO「Aは作曲家であり、コレオグラファー
としてこの事務所と契約してます。
なにもおかしな事ないと思いますけど。」
LT「ジャニは詳しいみたいだね。」
JO「先生にそのまま引き込んで欲しいって
頼まれてます。けど、Aの望まない事は
強要するつもりはありません。」
そう、Aベースで俺は動くから。
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年4月20日 22時
