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なんだかペースが掴めない。
掴ませないようにしてるのか？
手の上で転がされてるのかもしれない。
それくらい、このヌナは上手だ。
答えをくれているようではぐらかされる。
ヒョンたちも困惑してるって感じ？
テテはなんかガオーとかいって笑ってるけど、
グクなんか眉間にしわ寄せまくりだし。
SG「Aはいつ起きるんだ？」
「ふふ、、さあ？笑
Aは起きたくないみたいよ。」
RM「そんな、、、。」
「私がこんなに長い時間表にいるのも初めてよ。
嫌なことでもあったのかしら、、？」
そういってヌナはジョングクを見る。
分かってるのに知ってるのに聞いてる。
意地悪なヌナだ。
「それに、、やっと出れたのにすぐに戻るのは
なんだかもったいないじゃない。」
JH「、、Aを返してください。」
「あら残念。笑
戻りたいってAに思わせることができない限り無理よ。」
JH「そんな、、、。」
RM「ホソガ。」
小さく微笑むのは綺麗だけど少し怖い。
ガラ
突然開いたドア。
そこにはイトィクヒョンと、、
「、、ヤー、キムヒチョル。」
HC「な、お前、、、誰だ？」
ヒチョルヒョンがいた。
ヌナはすぐにベットから立ち上がって
ヒチョルヒョンのとこに行く。
ヒョンはすごい怪訝そうな顔でそれを見てる。
『ひーちゃん、ただいま。』
HC『な、、んで、、、おまえ。』
そんなのを無視してヌナは綺麗に微笑む。
そしてヒョンの首に腕を回す。
『大好きなヌナが戻って来たのに、
そんな態度でいいの？』
HC『揶揄うな。、、ヌナは。』
『本物なのにな〜、
ユラだってジェジュンだって知ってるのに。』
日本語での会話はよく分からない。
でもヒチョルヒョンが凄い驚いてて、
ちょっと狼狽えてて、、嫌がってない。
それがたぶん色んな答えを含んでるはず。
「ユラ。」
「ネ。オンニ。」
「先生に連絡とってくれる？」
「、、でも、オンニ。」
「ふふ、、せっかくだから直接取り返すのも
ありかなって思うの。」
「分かった。連絡して来ます。」
ユラヌナが部屋から出てく。
それにジェジュンさんが付いて行った。
ヌナはまだヒチョルヒョンを離さない。
「キムヒチョル。私は約束を忘れてないわよ。」
だから戻って来たの。
そう言って笑うヌナはAの顔なのに
Aが感じられなかった。
俺たちの知っているAはいなかった。
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年4月20日 22時
