281 ページ31
なんでこうも災難ばかり。
Aに降りかかるのだろうか。
誰のせい？
俺らのせい？
マネヒョンがPDにも話てくれて、
今日の収録は見送ってくれた。
本来なら許されないことだ。
だけどヒョンは俺たちが無理なこと理解してくれてた。
ユラヌナの隣にはジェジュンさんがいて。
前にAが言ってたこと思い出した。
たしかにすごい大物だ。そしてイケメン。
ヌナが前にいた事務所関係の繋がりか。
着替えが終わったヒョンとグクが戻ってきた。
確かにあの赤はまだ恐怖を煽る。
Aの血。
ジョングクはまたすぐにAの手を握った。
そんなふうに素直に行動できるのが羨ましい。
JK「・・・A？」
TH「いま・・・ぴくってした。」
JM「本当！？」
声をあげるマンネたち。
それに反応して皆ベットに集まる。
Aの瞼がぴくっと動いてる。
ゆっくりと開かれる。
すると涙がすーっと流れた。
「・・・・ここ・・・。」
JK「A！よかった！」
TH「病院だよ！！」
JM「痛くない？」
色々聞いてるマンネたちを無視して
Aはゆっくり周りを見渡してる。
そしてある一点で視線は止まる。
「・・・ジェジュン？」
JJ「・・・・やあ。」
「ヤー、ユラ。」
いつもより少し低い声。
ハスキーな大人っぽい声。
「・・・・ヌグヤ。」
「「「「「「「・・っ・・！！」」」」」」」
俺たちを指さしたA。
「・・・なんてね。笑
ユラからもAからも聞いてるから知ってる。」
「・・・オンニ？」
「なに？ユラ。」
「Aはどうしてる？」
「寝てる。久しぶりに深いね、これ。」
なんでユラヌナはAをオンニって呼ぶ？
俺たちを「誰？」なんて聞くの？
一杯疑問が湧いてまとまらない。
ユンギヒョンですら驚いてる。
勢いよく開いたドア。
そこには息を切らした彼、ジャニくんがいた。
JO「はあ、A？心配した。」
「フフフ、、相変わらずねヨンホ。」
JO「あれ？・・・もしかしてヌナ？」
「マジャ。」
JO「Aは大丈夫なの？」
ジャニくんはつかつかと歩いて来てAの前に立つ。
するとAは手を伸ばした。
ジョングクとテヒョンに握られていたはずの
手はすんなりと抜けた。
「今は私を優先してもよくない？」
JO「俺はAが一番なの。」
笑い合う2人は知らない人物みたいだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 238人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：V.V． | 作成日時：2017年4月20日 22時
