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JY「あ、オンニたち見てください！」
ジョイに言われてみんな立ち止まる。
後ろを歩いていたジョイのほうへ振り返ると、
ジョイは練習室のドアを覗いていた。
マジックミラーで外からだけ見える窓。
近寄って同じように覗くとそこにはNCTのテヨンと
・・・・Aが一緒にいた。
YR「・・・なんでAが。」
WD「あ、歌謡祭でコラボだよね確か。」
IR「そういえば言ってたかもね。」
SG「見るからに難しそうなの踊ってる。」
Aは私たちがデビューしたあとくらいから
合同練習などに参加して、イェリとも仲良くなった。
その時からダンススキルがすごくて、
テヨンとダンスバトルをして勝ったらしい。
ヨジャなのを感じさせないパフォーマンスは関心する。
IR「ほら、私たちも練習、練習！」
アイリンオンニに言われて皆また歩き出す。
イェリが少し険しい顔で2人を見てたけど、
ジョイに手を引かれたときにはいつもの顔に戻ってた。
だから、見逃しちゃったのかもしれない。
休憩になって自販機のところに行ったジョイが
Aを連れて帰って来た。
「オンニたち、お疲れ様です。」
IR「A。」
WD「さっき覗いたけど、テヨンとのダンス凄いね。」
「覗いたんですか？笑
入ってきてくれたらよかったのに。」
JY「顔が真面目だったから遠慮たの。笑」
「え〜、歓迎しましたよ？」
テヨンオッパよりオンニたちの方が大事なので。
そうさらっというからジョイが照れてる。
IR「うちの子を口説かないでよ。」
「オンニたち可愛いからつい。」
オンニはAを軽く見上げてて、
その様子がなんだかカップルみたいでこっそり笑った。
YR「・・・・・ね、A。」
「イェリ・・・？」
Aが来てから静かだったイェリが声をかける。
イェリはさっきと同じくすこし顔を顰めてる。
YR「グクオッパに関わらないでよ。」
「・・・どうして？」
YR「オッパはAがいるせいで迷惑してるんだよ。」
「オッパがそう言ったんですか？」
YR「違うけど、分かるもん。
Aのせいでオッパ色々言われてるの知ってる？」
「・・・・・・。」
YR「後輩なら後輩らしくしてなよ。」
イェリの言葉にAの眉毛がぴくりと動いた。
ジョイもウェンディも二人をみてオロオロしてる。
アイリンオンニはじっと見てる。
次の瞬間、Aは見たこともない冷たい顔をしてた。
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年4月20日 22時
