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久しぶりな人物に呼ばれた。
それもこんな時期に。
不思議に思いながらも
面会に指定された場所に向かう。
有名企業の会議室。
そこに通されると先についていたのか
ヒョンに久しぶりに会った。
CM「…ヒョン。」
YN「お、チャンミン！！」
CM「やっぱり、ヒョンやつれましたね。」
YN「そうそうにそれを言う？笑」
CM「本当のことです。」
YN「鍛えたりしてるから体重は増えたんだよね。」
CM「除隊後に太りますね。」
YN「やっぱそうだよな〜継続しないと。」
腕をさすりながらヒョンは言う。
こんなやり取りも久しぶりだ。
なんか感慨深い。不思議だ。
「あら、チャンミンさんも早いですね。」
CM「ユラヌナ。久しぶりです。
ヌナなんですから普通に話してください。」
「私は・・・まあいっか。」
YN「あ、俺の時は拒否したくせに。」
「だってユノは面倒くさ…、ゴホン。うるさいから。」
CM「誤魔化せてないですよ。笑」
YN「うー、昔から扱いが雑だよ！ユラは！」
「ほら、そういうのが面倒くさい。」
ユラヌナはジェジュンヒョンの大切な人。
色々あった２人だけど…その話は別の機会に。
ユノヒョンと同期で同い年。
だから、僕らとすごく近かった人物だ。
急に事務所を退職したときは驚いたけど。
その理由が彼女らしいから何も言えなかった。
「ユラオンニ。」
「あ、A。ごめん置き去りにしてた。」
「良いですけど…。先輩方お待たせしてすみません。」
きっちりとお辞儀をして挨拶する、彼女。
Aがユラヌナの理由だ。
Aからの話の内容は濃かった。
すごく深いし、簡単に返答できる問題でもなかった。
でも、僕らにも関係のある話。
CM「・・・ヒョンはどう思います？」
YN「ん〜…難しい。」
CM「ですよね。」
YN「でもやっぱり、懐かしいんだよね。」
CM「それ、前に会ったときも言ってましたよね。」
NCTのメンバーなど練習生の様子を見に行った時。
他事務所のAも練習に参加してて。
Aを見たヒョンは「懐かしい」と言ってた。
YN「それに、ユラが執着してるのも
なんというか、昔よく見てた光景に似てる。」
CM「昔？…ヌナが練習生の時ですか？」
YN「そう。俺もまだ入ったばっかの時。」
あり得ない話なんだけど、
不思議とあり得るかもって思っちゃう。
そう言いながら首をひねる。
悪い話じゃない。
でも決断が必要な話だ。
慎重に色々探る、か。
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年4月20日 22時
