The gears of fate（5）

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まとめて一緒に行け。

そうPDから言われた。


最初はなんの話なんだ？と思ったが、
MAMAに出演するための移動の話だとすぐ気づいた。

また1年経ってこの季節が来た。
2年連続でオファーを頂けて、感謝しかない。

Aも一緒だ。



今年1年は自分でも飛躍の年になったと感じる。

韓国国内の活動もそうだが、海外での活動も増えた。

いろんな国で暖かく迎えてくれるペンに会えた。




「・・・ナムオッパ？」

RM「あれ？A？」

「いま帰りですか？」

RM「うん。明日早いし、作業切り上げて来た。」

「そうですよね〜…明日一緒ですよね。」

RM「おう。俺もさっき聞いた。」


駐車場からのエレベーター前でAに会う。

どうやらタイミングがいいみたいだ。





「グクオッパ、どんな服装で行くか知ってますか？」

RM「ん？…聞いてないけど。」

「そうですか。被んないといいんですけど。」

RM「あー…いつも意図せずにお揃いになるもんね。」


明日の空港ファッションの話題で、
Aはジョングクの服装を気にしてる。

同じ服を持ってることも多いから自然と被る。

しかも今回は一緒に空港に行くから、
すぐにペンの目に入るから…大変そうだ。



「オッパは服装決めてますか？」

RM「ん〜黒にしようと思ってる。」

「あ、オッパそれならあのサングラスしましょ。」

RM「お揃いのやつ？いいね。笑」

「キャップも黒にしますか？笑」

RM「いいじゃん。俺とAのお揃いはなかなかないしね。」



2人でクスクスと笑いながら話していると、
あっという間にAが降りる階についてしまう。

じゃあ明日楽しみにしてます。

そう言うAと別れて宿舎に帰る。









次の日の朝。

起きてAと約束したコーディネイトにして
リビングに行くと、驚いて携帯を落とした。


RM「オーマイガー！」

JN「ナム？」

JH「どした？」


ソファーで眠そうにしているテヒョンと
ジョングクが真っ黒コーデをしてる。

ついでにホソクも似てる。
そしてユンギヒョンも。

あれ、うちのグループってこんなに仲良かったっけ。

ジンヒョンはピンクのコートを着てるからいいけど。




駐車場で先に待ってたA。

やっぱそうだよね。

昨日黒って言ったもんね。

Aも驚いた顔してる。



「…オッパ？」

RM「ごめん。誓って誰にも言ってない。」

「本当ですか？…まあかろうじて
完璧に被ってないのでいいです。」


2人して苦笑した。

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