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Aのアジアツアー日本公演。

デビューして2年での功績はすごい。


いつもより服装を大人しめにして、
バレないように開演時間ギリギリに入る。


真っ暗になった会場に歓声があがる。





関係者席に向かうと
指定された座席になにか置いてある。



GD「…律儀な奴。笑」


ハングルで書かれてる手紙。
あとでちゃんと読もうとポッケに大事にしまう。









韓国での楽曲も日本語歌詞で披露したり、
バンド形態で演奏しながら歌ったりと
盛りだくさんな内容。

また上手くなってる。

出会ったとき聴いた歌声から

さらにグレードアップしてる。






『みなさん。盛り上がってますかー?』

(イェーイ!!)

『ダンスバージョンとバンドバージョン
どっちが良かったですか?』

(どっちも!)

(バンド!)

『どっちも良かったですか?
頑張って準備したかいがありますね。』

(ありがとう!!)

『こちらこそありがとうございます。
最後まで楽しんでいってくださいね!』

(はーーい!!)

『フフ、、いいお返事。笑
次は尊敬する大先輩の曲を歌わせてもらいます。』



会場にいるペンとコミュニケーションを
とっていたAが視線を上げる。

たぶん俺の方を見た。

気のせいじゃない、、はず。






『声をきかせて。』



そうAが呟くと、曲が流れる。


俺たちの曲だ。




ペンライトが揺れる。

星屑のように輝いてて。


その景色が滲んで見えた。









会場が明るくなる前に席を立って、
バックヤードに向かう。

楽屋にはAのマネージャーがいた。


ぺこりと頭を下げると
怖いくらい綺麗に笑った。

タプヒョンが好きそうな顔。

綺麗め系。



「来てくれたんですね。」

GD「え?」

「あ、急にすみません。
Aが来てくれないかもと言っていたので。」

GD「…約束しましたから。」


本当は少し悩んだ。

関係性を 発展させたいと考えてるのは
こっちの勝手な都合だ。

でも会うと求めてしまいそうになるから。




「Aはあげませんからね。」

GD「!!、、急ですね。」

「あいつらよりは貴方のほうが良いですけど、
Aが苦労しそうなんで。」

GD「あいつら?」

「ちょっかい出してくる奴は沢山いるので。」



詳しくは教えてくれないのか。

この人を敵に回すのは得策じゃない。

Aとの会話でもよく出てくる。



GD「認められるよう頑張りますね。」


そう言うと意外だったのか驚いていた。

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umi - 面白すぎます! (2018年12月6日 16時) (レス) id: 2ec896ea56 (このIDを非表示/違反報告)
VV(プロフ) - 舞桜さん» NCTだとヨンホさん推しです!笑。シカゴ兄さんいいですよね!! (2017年4月5日 9時) (レス) id: 1e1511b774 (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - 最近ヨンホ氏の魅力沼にハマってしまいました…ものすごーくこの作品でもオッパ感出まくってます。 (2017年4月4日 18時) (レス) id: 4b160cd092 (このIDを非表示/違反報告)
VV(プロフ) - みずきさん» みずきさんコメントありがとうございます。ノロノロ更新ですが頑張ります!! (2017年3月30日 23時) (レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - とっても面白いです!更新頑張ってください☆続きが楽しみです!! (2017年3月30日 2時) (レス) id: ac38f53874 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:V.V. | 作成日時:2017年3月23日 23時

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