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風が吹き込んでるのか
揺れているカーテンを見つける。
そっと後ろを確認して足を動かす。
「・・・風・・・。」
冷たい風が頬を突き刺す。
身体を抱きしめるようにして、
それでもこの場にすこし居たいと思った。
「돌아보지 말고 떠나가라
또 나를 찾지 말고 살아가라
너를 사랑했기에 후회 없기에
좋았던 기억만 가져가라
그럭저럭 참아볼만해
그럭저럭 견뎌낼만해
넌 그럴수록 행복해야
하루하루 무뎌져가네 에 에 에」
ユンギ君が神様といっていた。
BIGBANGは日本でもすごい有名だ。
あの短い期間はちょうどBIGBANGと東方神起の
日本での活躍が話題だった期間と被っていた。
一日一日
愛を手放すのはどれだけ辛いのだろう。
あのMVを見たとき、衝撃だった。
.
.
.
「懐かしい歌、、だな。」
「！！！」
聞こえてきた低い声。
驚いて振り返ると窓に寄りかかっている人
綺麗な色のワインが入ったグラスを持っている。
「・・・・聞こえてましたか？」
「まあね。自分たちの歌ならなおさら耳が拾う。」
「・・・・・。」
「ククク、、いいものが聞けた。」
「・・・・・。」
「俺はスンヒョン。オッパって呼んで。」
「・・・TOPさん。」
「それは芸名。本名はこっち。」
ほら呼んで。
そうな風に顎で促される。
「・・・・スンヒョンさん。」
「オッパだよ。」
「・・・・・・。」
「面白いねぇ〜。
今の子はすぐに呼んでくれるのに。」
何が面白いのかクスクス笑ってる。
それすらも絵になる。
「そうだ、来週のコンサート来てよ。」
友達誘ってもいいから。
そう言って関係者パスを渡される。
立ち去っていく後ろ姿を見ながら
もらったパスを裏返すと数字が羅列されていた。
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作者名：V.V． | 作成日時：2018年6月18日 0時
