＿191（D.O） ページ41
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誕生日はハプニングばかりだ。
なにか企んでいるのは分かっている。
じゃなきゃスホヒョンがあんな風ににやにやして
分かりやすいことしないだろうし。
やたらと当日のスケジュールを確認してくる
セフンとジョンインもいるし。
分かりやすいけど、それを突っ込んだりしない。
その方が面倒くさくなることを知ってる。
１２時になったとき、ベットで本を読んでいると、
急に部屋の電気を消された。
「・・・・・(はぁ)」
溜息をつくと同時に大きな声がした。
「「「ギョンス！！」」」
ケーキをもって部屋に突入してきたのは
ビーグルラインの３人。
無駄に綺麗なバースデーソングを歌う。
ジョンデの高音、ベクのメイン、チャニョルの低音。
まあ嬉しいことに変わりはないから火を消す。
「おめでとう！！」
「セインチュッカヘー！」
「今年の抱負はなんですか？」
「・・・・なに、動画とってんの。」
「ギョンスの成長記録ｗｗ」
「は？」
「インスタあげようぜ！」
誕生日の俺よりも騒いでる３人。
そのあと揉みくちゃにされながらも
他のメンバーに囲まれて写真を撮った。
ここにクリスヒョンとルハニヒョンがいればいいのに。
そう思ったのは内緒にしておこう。
明日、いや今日は練習だけだから、
そのあと誕生日の食事会をしてくれるらしい。
部屋のデスクに乗っている紙袋を見る。
そこにはAへのプレゼントがある。
１日違いの誕生日。
５年ぶりに一緒に向かえる誕生日。
Aのストリートライブがあるから、
そのあと夜に会う約束をしている。
窓越しではなくなってしまったけど、
もっと近い距離で祝えることが単純に嬉しかった。
�猴墜訐�″という肩書から�猯�人″に変わった。
まだまだすべてがいい方向に向いているとは言い切れない。
BUNNYの形が明らかなものなっていっている。
もちろん昔からの友達からも連絡が来た。
BUNNYってAなんだろって。
本物の写真も出回っていれば、
合成したカップル写真なんかも出回っているみたいだ。
アンチもいれば、好印象に思ってくれているペンもいる。
ハウンさんのようにAに危害を加える人が
もういないとも限らない。
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それでも、この時は確信していた。
Aとの未来を。
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作者名：V.V． | 作成日時：2018年6月18日 0時
