＿124（D.O） ページ24
予想できた。
反対されるってこと。
�爛▲ぅ疋襦蹐辰匿Χ箸肋淕４�限がある。
それも、期間的には短い。
夢だった歌うこと以外にも、表現をするという
演じることに挑戦したのもその期限を延ばすためだ。
今の俺には安定はない。
お義父さんがいう�犖�世物″っていうのも理解できる。
「・・・・ギョンスのなにが分かるの？」
「・・っA？」
「なんだ。A。」
握っていたAの手に力が入っているのが分かる。
「安定ってなに？そんなものない。
ギョンスの仕事は夢を与えるものなの。
それのなにがいけないの？」
「これだから、分かってないんだよ。」
「なら、分からないままでいい。
もう・・・お父さんには何も言わないから。」
そう言ってAは立ち上がる。
片手が繋がっているから俺もつられる。
「甘い考えなのは分かってる。
それに色んな人に迷惑をかけてるってことも。」
「・・・・・。」
「でも、私はもう一人で立ってるんだ。
一緒に歩いてくれる人たちがいるんだ。」
「・・・・・。」
「あの日、お父さんの娘は・・・死んだんです。」
「「！！！」」
「・・っA。」
「あの日、あなたに殺されたんだ。
だから私はもう赤の他人です。」
「A、そんなことを言わないで。」
「お母さん、ごめんなさい。
でももうこれ以上否定されるのは嫌なの。」
「話し合いをすれば・・。」
「そんな時間ない。あの家も解約します。
荷物送るからそれだけ受け取って。」
Aはお母さんの言葉に涙目になりながらも言う。
どこにそんな決断力をもっていたんだ？
そう頭の片隅で考えてしまう。
「お父さんのいう道にはもう戻れない。
でもこんな私でも必要とされてる。必要としてくれる
人たちがいるの。もうあの部屋には戻らない。」
「・・・・・好きにしろ。」
「ヨボ！なんてことを。」
「好きにします。」
ギョンス戻ろう。
そう言ってAは俺の手を引いて部屋を出ようとする。
だから、伝えたい事を言った。
「今日のステージいかがでしたか？
お義母さんは東方神起先輩が好きなんですよね？」
「・・・・ええ、そうよ。」
「チャンミニヒョンがソロステージで歌った時、
伴奏していた人いたの気づきましたか？」
「！！！」
「白いドレスの方かしら？」
「そうです。それAなんです。
Aはもう歩き出してます。一人でもしっかりと。」
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作者名：V.V． | 作成日時：2018年3月23日 23時
