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数日前の日本での出来事。
記憶に新しいそれは俺たちメンバーだけでなく、
俺の友達にとっても大きな出来事だったようだ。



体調が悪いヌナを見送ってから打ち上げという名の
日本料理屋で食事会をして、すぐに帰国。

最近はフライト時間が貴重な睡眠時間だ。
誰にも邪魔されないで寝てられる。

でも公式な移動では有難いことに多くのペンが
バズーカみたいなカメラを持って待ち構えている。
空港ファッションなんて言われるくらい、
気を使って服選びをしなきゃならない。

ファッションは好きだからいいけど。




久しぶりに会う約束ができた。
カトクとかのやり取りはあるが会うとなると
テレビ局での仕事がかぶった時くらいしかないから
まともに遊べるとなるとかなり久しい。

待ち合わせをしているカフェに入ると。
もうすでに着いていたようで、目に入る姿。
キャップを被り、マスク姿。
でもすぐに気づいた。

同業者の友達たちに。



RV「よ、お待たせ。」

KI「遅い!お前のおごりな。」

TM「いいね、それ。ご馳走様。」



ケラケラ笑っているこいつらは
同い年のアイドルであり友達たちだ。

くだらないことで笑いあえる数少ない奴ら。

EXOのカイことジョンインと
SHINeeのテミンである。






深夜近くのカフェで話すこと数時間。
話が尽きないから不思議だ。


ピコン
不意になる通知音に携帯を操作する。

通知にはジェファニヒョンの名前と画像。
この間の日本でのライブの時、カメラで撮ってもらった
Aヌナと俺たちの写真のデータをもらったらしい。


ヒョンは一途にヌナを思ってる。
それはレオヒョンもだけど…。

俺はみんなみたいに素直に認めれなかった。
だってジェファニヒョンの気持ちを知っていて
それでも好きになるって、分からない。

恋は落ちるものだと何処かで聞いたけど。

そんな簡単なものじゃないだろう?


でもヒョンが笑ってるから。
俺は応援するしかない。


写真に写る2人のヒョンは優しい目つきをしてる。
ヌナを真ん中にしてみんなでくっついてる。

それを眺めているとジョンインに携帯を取られる。



RV「おい、勝手に」

KI「いいじゃん、シガがニヤけてるから気になる」

TM「セルカ?VIXXじゃん…ってヌナ!?」


ジョンインと一緒に携帯を見たテミンが
真ん中にいるAヌナをみて驚いてる。

説明しようと口を開く前に、
Aヌナじゃんとジョンインが言った。

え、なんで知ってるんだ。

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設定タグ:VIXX , K-POP , KEN   
作品ジャンル:タレント
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作者名:V.V. | 作成日時:2016年9月22日 22時

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