scene＿9 ページ9
(チャヌside)
その人はヒーローみたいだった。
スタッフに呼ばれて、怒られるのかと
内心ひやひやしてた(心当たりないけど)
そしたらサバイバルに参加だって言われた。
僕が？？
練習期間も短いのに？？
去年のサバイバルは見ていた。
AチームもBチームのすごい人気だった。
それぞれのペンが争うくらい、注目されてた。
敗者…といえどもそんなBチームの改変に
僕が参加するの？？
そんなどこか怖気づいてる気持ちが湧いた。
追加メンバーは４人。
グループのメンバー数は未定。
サバイバル当日に発表される。
１０人で戦う。
その後、すぐに代表からサバイバル番組の内容が通達された。
初めて１０人が揃った日だった。
そこで、Aさんに初めて会った。
ジナンさんとじゃれ合ってるようで、
それを他のBチームのメンバーも不思議そうに見てた。
ハンビンさんの言葉でAさんがヨジャなことを知った。
＿＿＿＿＿＿言われなきゃ分からなかった。
でも代表の口ぶりを見るからに新グループの
最初の１席はAさんで決まっている気がした。
.
.
.
練習室に向かって歩いてると
後ろから声を掛けられた。
「あー、・・チャヌ。」
CN「！！！」
「確か、そんな名前だってはず。」
CN「そうです。」
「Aだ。Lokiでもいいけど。」
CN「A…ヌナ？」
呼んでもいいのだろうか？
そんな気持ちも込めて語尾が上がった。
それにAさんはすごい笑った。
「こんな見てくれの相手にヌナってｗｗ
意外と勇気のあるやつだなチャヌって。」
CN「いや、あの…。」
「いいよ、ヌナでもヒョンでも。」
CN「え・・・。」
「呼び方には固執してないから。
好きに呼べばいいよ。」
かけているサングラスを外してシャツにひっかける。
その動作も目を奪われるくらいカッコいい。
「さて、練習いくか。」
CN「はい！」
「でも、負けないから。」
CN「！！！！」
「そのために戻って来たから。」
練習室に続く廊下を去って行く。
僕の方が身長は高いはずなのに、
Aヌナがすごく大きく見えた。
それだけオーラがある。
BIGBANG先輩に憧れてここまで来た。
でも、身近にロールモデルを見つけた。
ヌナはやっぱ僕のヒーローだと思う。
ヌナに追いつくように走っていくと、
チャヌって犬みたいだなって笑われた。
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VV(プロフ) - あみさん» あみさんコメントありがとうございます。更新が遅くてすみません。相変わらずカメ更新ですがよろしくお願いします。 (2018年5月31日 22時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - めっちゃ続き気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年5月24日 17時) (レス) id: 41c52e8730 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2018年5月17日 22時
