scene＿18 ページ18
(ハンビンside)
トレセンの中を歩いていると
聞きなれた声が俺を呼び止めた。
MH「ハンビナ！」
BI「＿＿ミノヒョン？」
振り向くとすぐそこにミノヒョンはいた。
このヒョンがいつもお洒落だ。
ちょっと話しよーぜと肩を組まれて連れて行かれたのは
WINNERがよく使っている練習室だった。
そこにはやっぱりヒョン達がいた。
SY「ハンビナだ。」
SH「お、元気？」
BI「まあまあですよ。
ヒョン達は今日は休みですか？」
TH「休みなの、これ？」
JW「いや、半分くらいわね。
コンサートの打ち合わせだったんだけど
ダンサーさんが来れなくなっちゃったんだって。」
テヒョニヒョンは面倒くさそうにソファーに項垂れてる。
それにジヌヒョンがやれやれと教えてくれた。
BIGBANGのヒョン達のコンサートのオープニングアクト
としてWINNERは日本のステージに立つ。
その準備だったが、急遽時間が開いてしまったようだ。
MH「サバイバル大変みたいだな。」
BI「まあ。」
SH「投票始まってるんだろ？」
BI「ネ。結果は教えてくれないですけど。」
JW「Aとは仲良くやってる？」
SY「ジヌヒョンは仲良いからね。」
BI「＿＿＿そうなんすか？」
驚きながらジヌヒョンをみると
ジヌヒョンはいつも通りの綺麗な笑顔をして頷いた。
JW「初めて会ったのは2008年ごろだったかな？
その時のAはすごい美少女だったんだよ。」
練習生の中でも色んな噂が立ってた。
デビュー候補だったのに、急遽移籍になったって。
そう話すジヌヒョンは顔を顰めた。
BI「前の事務所でなんかあったんすか？」
JW「勝手に話すのはダメな気がするんだ。
この件はここでも俺しか知らないしね。」
BI「・・・・・。」
JW「ハンビナが知りたいって思って
その答えにたどり着く時がくるよ。」
そんな時が来るのだろうか。
その時の俺には分からなかった。
MH「まあ、難しい話はしない！
Aってヨジャとは思えないStyleだしな。」
SY「声もハスキーでカッコイイしね。」
SH「それでダンスが凄いって最強じゃん。」
TH「各国で人気だしね。」
BI「アンチ以上にペンが多いらしいっす。」
JW「ふふ、さすがLOKIだね。」
ジナニヒョンが言ってた、乗り越えた過去。
それがあいつの強さの基盤だとしたら。
納得がいく部分もある。
けど、
負けるわけにはいかない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 161人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
VV(プロフ) - あみさん» あみさんコメントありがとうございます。更新が遅くてすみません。相変わらずカメ更新ですがよろしくお願いします。 (2018年5月31日 22時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - めっちゃ続き気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年5月24日 17時) (レス) id: 41c52e8730 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：V.V． | 作成日時：2018年5月17日 22時
