scene＿13 ページ13
(ジナンside)
ちょっと怒ってる。
Aの口調は怒りが含まれてた。
でもその気持ちも分かる。
月末評価で酷評なんて今に始まったことじゃない。
いつもヤン代表もコーチも厳しい。
けちょんけちょんに言われることもある。
だけど自分にはそれを変えていける何かがある
そう思って耐えて来たし、努力をしている。
そこに自信を持てないようではステージで負ける。
Aの月末評価を見て、圧倒されて。
その感情の揺らぎがダンスにも現れてたんだ。
だけど、悲しそうな顔をしている弟たちをみると
そんな強気に言えなかったのが現実。
慰めるだけじゃ意味がない。
.
.
.
JY「あ〜もう。」
「「「「「！！！」」」」」
誰も喋らない空気のなか声を上げる。
すると驚いたようにみんなびくっとした。
JY「ハンビナ。練習しよ。」
BI「ジナニヒョン？
・・・・練習っていまから？」
JY「俺らにはそれしかできないってこと！」
BB「まあな。それしかない。」
YN「決めるのはペンたちだから、
最高のパフォーマンスをするだけだね！」
JY「そうこと。」
顔を上げたのはバビとユニョン。
まあハンビンは声かけちゃったけど。
ジュネとドンヒョガの前に行き頭をぐちゃぐちゃに撫でる。
JH「ちょっとヒョン？！」
DK「・・・・うう。」
２人して違う反応。
ジュネはなんか嬉しそうだし、
ドンヒョガはさらに顔をクシャってさせた。
それが個性ってやつ。
この６個の個性がぶつかり合って、
でも協調しあってこそ、チームBだ。
JY「俺たち６人が最高って見せつける！
んで、もっとすげーやつになるの！」
JH「ジナニヒョン。」
JY「Aに負けないようにね！」
JH「・・・・あいつには負けねえ。」
JY「まあジュネのそのやる気はいいけど、
Aのが年上だからね。」
JH「見えないからいいっす。」
JY「何それｗｗ年齢不詳？」
BB「確かにジナニヒョンの次になるのか？」
JY「うんそうだね。俺とユニョンの間。」
YN「それにしてはいろんな経験してそう。」
Aの年に色んな話題がでる。
まあ、普通の人とはちょっと違う。
あの子は良い思いも辛い思いも経験してる。
いまのAの原動力が強い負の感情だってことも。
弟たちにはまだ話せる内容じゃないけど、
この先デビューってなったら話さなきゃならないことだ。
それまでにAと打ち解けて欲しい。
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VV(プロフ) - あみさん» あみさんコメントありがとうございます。更新が遅くてすみません。相変わらずカメ更新ですがよろしくお願いします。 (2018年5月31日 22時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - めっちゃ続き気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年5月24日 17時) (レス) id: 41c52e8730 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2018年5月17日 22時
