scene＿1 ページ1
(ハンビンside)
楽しいことも多いけど。
辛いことの方が多い。
そんな時間が積み重なっていく。
掴めそうだったデビューという夢が
届きそうな距離なのに掴めなくて。
また一から振り出しに戻った。
一緒に頑張ってたヒョンや弟たち。
また見えない未来を追いかけてもがく日々。
そこに突如現れた、君。
凄い衝撃だったのを今も覚えてる。
たぶん、いや絶対一生忘れないと思う。
.
.
.
あのサバイバル番組から半年。
ヤン代表に集められて会議室に向かった。
ついにまた始まると思った。
敗者は解散か組み直し。
その言葉が現実に起きようとしている。
JY「あれ？まだ代表きてないね。」
BB「本当だ！」
DH「ん〜でも一人いるみたいだよ？」
ドンヒョクが指さす方にはベンチ型のソファーに
仰向けで寝ている人が一人いた。
パーカーを頭にかけてて顔は見えない。
JH「・・・誰だ、これ。」
YN「ん〜誰だろうね。」
この部屋に入る前の緊張感を返してほしい。
そんなことを思いながら、横目でそいつを見る。
細長いシルエットは男っぽい。
＿＿＿＿ということはこいつも参加者？
そんなことを思うと変にライバル心が生まれる。
組み直しなんてさせない。
それがチームBのリーダーであった俺のプライド。
JY「どっかで見た事あるんだよなぁ〜」
JH「ジナニヒョン？」
JY「・・・・たぶん、ここにタトゥー。」
ジナニヒョンはそいつに近づいて、
腕を勝手に引っ張り出す。
ヒョンが確かめてたのは手首の内側。
JY「あ、あった。」
ヒョンが嬉しそうに言うから、気になって覗く。
そこには“Forever Young”の文字と星。
JY「起きてー、久しぶりなんだよー。」
「・・・・う・・・。」
ジナニヒョンはそいつの上に跨り起こしてる。
知り合いって分かったみたいだ。
ゆさゆさヒョンが揺らすから被っていたパーカーが落ちる。
出て来たのは真っ白いくらいの綺麗なグレイアッシュの髪の毛。
整い過ぎている顔立ち。
「うっさい・・・ジナニ。」
JY「あ！やっぱり！Aでしょ！？」
「お前、重いんだから乗っかかるなよ。」
JY「はん？僕が重いだと？」
「おう、チビのくせに。」
その人は起き上がってジナニヒョンを引き離す。
でもヒョンは反対にもっとくっついた。
ジュネが舌打ちした。
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VV(プロフ) - あみさん» あみさんコメントありがとうございます。更新が遅くてすみません。相変わらずカメ更新ですがよろしくお願いします。 (2018年5月31日 22時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - めっちゃ続き気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年5月24日 17時) (レス) id: 41c52e8730 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2018年5月17日 22時
