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自分が変わりたいと願っても、
結局動けなかった。
いつも、いつも、、
ギョンちゃんが助けてくれたから。
「・・・っ・・・。」
「あれ、図星？」
「・・・あなたに何が分かるの？」
「分からないよ。だから聞いてるの。」
「・・・・っ・・・・。」
「ヌナはそうやっていつも飲み込んでる。
言いたい事も、やりたい事も。」
だから、ずっとそこにいるんだよ。
そう言われて何かが切れた。
「私が悪いの？・・全部ぜんぶ。
そう・・私がいるから・・いけないんでしょ？」
＿＿＿＿だから、こんなに惨めで。
「・・ヒーローが来るのだけ待ってた。」
＿＿＿＿ギョンちゃんを待ってた。
「・・いなく・・ならな・・きゃ。」
いつも一緒の答えにたどり着く。
私はギョンちゃんの傍にいていい人間じゃない。
あの人が言うように。
じゃないと、たぶんターゲットは変わってしまう。
私に被害が及ぶだけじゃないはず。
もし、ギョンちゃんにまで及んだら・・？
「もう、Aヌナはネガティブ過ぎる。」
「・・・・っ・・・・。」
「でも、それがヌナの魅力だね。
後ろ向きで、人見知りで、コミュ障。」
「・・・・・・。」
「ナムジャは誰だって強くありたいから。
守る存在が必要なんだよ。それも弱い人が。」
怖くなってきた？
その言葉に身体が震えてる。
「ねえ、ヌナ。」
いい提案があるんだ。
そう言うテミンさんは
綺麗な笑みを浮かべた。
.
.
.
「あれ？Aちゃん？」
「本当だ。どうしたの？」
返事がしたいけど声は出なかった。
彼の、テミンさんの視線が合ったから。
「ヌナ、僕に会いに来たんだよね？」
「・・・・・・はい。」
そういってテミンさんは優しくハグしてくれる。
メンバーさんが驚いてるのが見えなくても分かった。
耳元で私に聞こえるだけの小さな声で囁く。
「いい子にできました。」
彼は私を壊してくれる人だった。
ダメな私を。
嫌いな私を。
ぜんぶ、破壊してくれる。
ギョン・・ちゃん。
間違ってしまった私を・・・
どうか嫌ってください。
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
