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「・・えっと、コーヒーこぼしちゃったんです。」
そう言うとテミンさんは驚いた顔をした。
たぶん嘘だって分かってるのかもしれない。
でもたぶん追及しないでくれた。
「熱くなかったですか？」
「・・・冷たいのでしたから大丈夫です。」
「え・・それもダメだよ。
そと寒いし、風邪ひきますよ。」
「・・・大丈夫ですよ。」
一歩近づいてテミンさんは言う。
一歩後ろに下がってタオルで隠すようにする。
「・・・・Aさん。」
「・・はい。」
「ヌナって呼んでもいいですか？」
「・・・・へ？・・・はい。」
「じゃあ、ヌナ。
ヌナってなんかほっとけない感じがする。」
「？？？？」
「分かってない？でもいいや。」
こっちにシャワー室あるから行こう。
テミンさんは急に口調が変わると、
私の腕を掴んで歩き出す。
それにつられて足が動く。
シャワー室に連れてこられて、
ロッカーから何やら取り出してきたテミンさん。
「これ、着替え。」
「・・・・・！」
「それ濡れてるでしょ？
これまだ来てないやつだから大丈夫。」
スウェットの上下を渡されてドアを閉められる。
「Aヌナ。
俺ここで見張ってるからね。」
どうしようか悩んでいるとそう聞こえて。
もうしょうがないとシャワーのハンドルを回した。
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「やっぱり大きかったね。」
「・・・・・。」
そう言いながら頭からつま先まで見られた。
160CMもない私にはサイズが大きかった。
テミンさんはなぜか私の世話を焼いてくれている。
今も長すぎる袖を撒くってくれてる。
「あ、こっちにドライヤーあるよ。」
「・・・・あの、テミンさん。」
「ん？なーにー？笑。」
「・・・・そこまでしてくれなくても、大丈夫です。」
そう言うとキョトンという顔をする。
大きな目がさらに大きくなったあと、
すごく細められて笑う。
「ヌナって世間知らず？」
「・・・・・？？」
「それか鈍感？」
「・・・・・なんですか、それ。」
「女の子って面倒くさいんだってね。」
「・・・・・。」
「スジョンとかもさ、ツンツンしてるから
よくヨジャ同士で喧嘩とかしてて。」
「・・・・・。」
「あ、スジョンってのはｆ(x)のクリスタルね。
陰険ないじめとかあるって言うし。」
「・・・・・だから何？」
「ヌナは守られるのを待ってるだけ？」
そう言うテミンさんに
胸がぐっとつまった。
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
