＿45（D.O） ページ45
今日も宿舎への道のりは長かった。
ずっと後ろをついてくる車。
その車を撒くのに時間がかかってた。
宿舎に着くと、Mのヒョン達も戻って来てた。
ここから年末年始は特番も歌番組も多い。
来年には単独のコンサートも決まった。
EXOはもっと大きくなるんだろう。
どこか、客観的な自分がいた。
日本語の勉強のために映画やドラマを空いてる時間に見る。
イヤフォンをつけて字幕を目で追う。
最近はそれが上手くいってるのか耳は良くなった。
自分の言いたい事を伝えるのは苦労するけど。
Aがきっかけだった。
急に姿を消したとき、母さんに日本へ引っ越したと言われて。
いつか日本に迎えに行かなきゃと本を買った。
いままでも単語をしってたりしたけど、
会話まではできなかったし。
Aも嫌な顔されるって分かってて
学校でも日本語を言ったりしなかった。
『ぼくもいっしょにつれていって。』
＿＿＿＿だったかな。
Aが気にいってくれた歌。
ナビソニョ。
蝶々少女。
ひらりひらりとしてる。
Aを捕まえておかなきゃ。
また、どこかに飛んで行ってしまう。
.
.
.
「ねえ、ギョンス。」
声がしたほうを向くとルハニヒョンがいた。
イヤフォンを外してヒョンの所まで行く。
「うるさかったですか？」
「いや。」
「？？？」
「ギョンスはさ、あの子のことどうするつもり？」
あの子とは
＿＿＿＿＿＿Aのことだろう。
「いつまでも隠し通せるわけでもないでしょ？」
「はい。そうですね。」
「それをペンは許してくれない、、だろうね。」
ルハニヒョンは険しい顔をしてる。
有難いことに沢山の愛を頂く。
それがアイドルというものだ。
ただ愛と憎悪が表裏一体なのは誰もが知っている。
「でも、それでも。」
「・・・・・。」
「Aを手放すことはできないです。
D.Oとしてじゃなくて。ドギョンスとして。」
「・・・・そっか。」
じゃあ、あのメイクさん外さなきゃな。
なんてルハニヒョンは言う。
それに首を傾げるとヒョンは苦笑いした。
「最近ギョンスとセフンを担当してるメイクさんいるじゃん。」
「はい。たしか・・・ハウンさん？」
「ギョンスって抜けてるのな。苦笑。」
「・・・・・そんなことないです。」
「その人、この間Aのこと話してたぞ。」
どうやら俺とAの会話を聞いていたらしい。
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
