＿34（D.O） ページ34
デビューが決って、
ヨンミニヒョンがマネージャーとして一緒に行動するようになって。
ふと、話したことがある。
「ギョンスって小さい頃から歌手が夢なのか？」
「はい。チングとかには言わなかったですけど。」
「なんで言わなかったんだよ。」
「気恥ずかしくて。
それに叶うか分からないのに言いたくなくて。」
「そんなもんか。笑」
「・・・・でも、一人だけ知ってるやついます。」
「ん？」
「デビューが決ってEXOになること。
純粋に歌っていたいっていう理由もあるけど、
本当は不純な動機もあったりするんです。」
「なんだ？有名になりたいとか？お金か？」
「半分あってます。有名になりたいんです。
それで・・・探してる人がいるんです。」
そう言うとヒョンは首を傾げた。
言っておく必要があると思った。
だって、たぶん天秤にかけたら・・
Aに傾くだろうから。
「幼馴染なんですけど、
誰よりも何よりも大切なんです。」
「・・・・・ヨジャか？」
「ネ。生まれたときから一緒だったんです。」
「探してるって今、いないのか？」
「日本にいるんです。」
「おいおい、スキャンダルはやめてくれよ。」
「ごめんなさい、ヒョン。」
「・・・・・・。」
「Aがもし戻って来てくれたら、
EXOよりAを取ります。」
「そんなに大事なのか？」
「初めて歌った時、あいつが褒めてくれたんです。
それから歌手が夢になりました。」
そういうとヒョンは大きなため息をついた。
それに少しだけ、怖くなる。
お前なんかEXOから外すって言われるかな？
事務所を辞めろって言われるかな？
でも、まだAを見つけていない段階で、
ここを辞めるわけにはいかない。
「アラッソ。ギョンスの覚悟は理解した。
その時が来たらまた考える。」
「ヒョン。」
「今はデビューに集中しろ。
なにもまだ始まってないんだから。」
ヒョンはフッて笑った。
それに少し心が軽くなった。
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
