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あの日、彼は言った。
たまにここで会ったら話をしてほしいと。
『韓国語は練習しなきゃなんだけど、
日本語話すとなんか気持ちが楽になるから。』
『練習生なら、会社にいないの？』
『日本語喋れるやつ？大先輩とか、、
あとは先輩たちについてる日本語の講師の人とか
いなくはないけど、、気軽に話できないやん。』
『・・・・そうだね。』
『同世代の人に会いたかったんだ。
いるにはいるよ。同じ練習生とかで日本人。
でもライバルだし、、なんかね。』
『・・・・・また、会ったらね。』
そう言って逃げようと思えば逃げれたけど、
ここに来るのは習慣になってるから、
無意識に足がここに向かってしまう。
『Aちゃん？どうしたのこれ。』
『・・・・・転んだの。』
『転んでもほっぺに怪我する？』
『・・・・・するの。』
『もう、女の子なんだから顔に傷作らないの。』
プンプンって口で言いながら悠太君は絆創膏を張ってくれた。
悠太君の関西弁のノリのせいで
「女子か」って言いそうになった。絶対に言わないけど。
『悠太君はどうしてアイドルになりたいの？』
『お、ついに俺にも関心持ってくれた？笑
Aちゃんから話題振ってくれるなんて。』
『・・・・・言わなくてもいい。』
『いやいや言うって。笑。
高校までずっとサッカーやってたんだけどさ、
歌うのも好きで、EXO先輩に憧れてるんだ。』
『！！！！』
『AちゃんもEXO先輩知ってる？
あんましアイドルに興味はなさそうだけど。笑』
『・・・・EXO。』
『そう事務所の先輩なんだ。』
嬉しそうに話す悠太君。
夢を追って努力してるから輝いてる。
『今度、公演があるんだ。
Aちゃんに見に来てほしいんだけど。』
『・・・・・人込み嫌。』
『やっぱり！絶対そういうと思った！笑』
『・・・・・・。』
『だから関係者席！家族枠なんだけどね。』
悠太君はチケットを私の手に握らせる。
絶対来てね、とアイドルのような笑顔を見せた。
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
