＿16 ページ16
.
慣れて来たバイト先に有名人が来た。
＿＿＿＿＿といっても私は分からなかった。
テレビも見ないし、音楽も聴かない。
いや正しくはEXOと遭遇したくなかから
K-POPは聞かなかった。
昔ギョンちゃんがよく歌ってくれていた洋楽を
たまに聞くようになったくらいだ。
先輩たちが騒いでるのを横目に
早く帰ってくれればいいのになんて思っていた。
だってそのせいで貸し切りになってしまったから。
「Aさん」
「はい。店長。」
「今日、たぶんこのまま貸切になりそうだから
もうあがってもいいよ。」
「わかりました。」
そういって裏口から出ようとすると、
聞えて来た・・・日本語。
『こんにちわ。』
「・・・・・。」
「あれ、発音間違ってた？」
「・・・・合ってますけど。」
「なんだ。それならなんで返事ないの？」
「・・・・・。」
たぶん、あの時の人だと思う。
よく顔なんて覚えてないんだけど。
「もしかして覚えてない？」
「・・・・・・。」
「でもあのイベントに来てたし、
僕のこと知ってるよね？」
「・・・・知らない。」
「！！！まじか。笑」
私がそう言うとその人はけらけらと笑う。
それもけっこう爆笑。
「ごめん。思いもしなかった返事だったから。」
「・・・・・・・。」
「怒らないでくださいね、ヌナ。」
「・・・なんで、ヌナって。」
「なんででしょうか。」
整ってる顔なはずなのに、
なんか変な人だ、この人。
逃げようとするとこの前と同じく腕を掴まれる。
「僕、いいマンネなんだ。」
だから逃がさないよ。
そう言った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 455人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
