＿11（D.O） ページ11
楽屋にいないセフンに気づいて
あたりを少し探してみる。
観客席に繋がる近くの廊下でその姿を見つける。
声を掛けると腕を掴んでる人。
それも女の人がいて眉を顰める。
少しの油断が危険に繋がるなんて
もう実感しているはずなのにセフナは言うことを聞かなくて。
その人を離そうとしなかった。
それを不思議に思ってると聞こえて来た言葉。
ほっぺのハート・・・・。
それを持っている人物を一人だけ知っている。
「・・・・・Aなのか？」
「・・・・っ・・。」
「あれ、ヒョンの知り合いなの？」
「知り合いっていうか。」
セフナの気が俺に向いた時、
彼女はセフナの腕を振り払って走って行ってしまう。
ちらっと覗いた顔は確かにAだった。
昔から可愛い顔をしてた。
それがあって男どもはAをいじめてた。
なんていうか好きな子にはイジワルするみたいな。
艶々な黒髪に真っ白い肌。
陰で「白雪姫」って呼ばれてた。
でもなんかすごい痩せてた。
５年ぶりだけど、すぐに分かった。
.
.
.
「ギョンスヒョン、、いいの？」
「・・・・・ああ。」
「あのお姉さん気分悪そうなのもあったけど、
左手首のとこ血が出てたんだ。」
「！！！」
「だから一人にしちゃだめかなって思って。」
「そっか・・・。」
「ヒョンの知り合いなら連絡してあげてね。」
離れている間に何かあったのだろうか。
俺がいつも一緒にいたせいか女子の友達もいなかった。
それをあいつは「ギョンちゃんがいるからいい」なんて言う。
だから離れることないって思ってたんだ。
Aが消えて行った先を睨む。
すると少し先に何か落ちてる。
「・・・・これ。」
俺が持ってるのの色違い。
青いミサンガが俺で赤いのがA
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
