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聞えて来た声に視線を動かす。
本当は見なくても分かってた。
だって間違えるわけない。
彼の声を。
「・・・・なにやってるんですか？」
「え・・・？！・・あの。」
「いま、態と足ひっかけてましたよね。」
「うん。僕も見てたよ。」
「スホヒョン、あの人怖いね。」
「ああ、関わっちゃだめだぞ。」
ギョンちゃんの後ろにはセフンさんやチャニョル君がいる。
それにたぶんメンバーさん。
先輩はすごく狼狽えてた。
「店長さんに話します。」
「・・・っそれは。」
「あなたがやってることは卑劣で情けないことだ。」
「・・・・・・。」
「立てる？」
ギョンちゃんが凄んでる間に、
たしかチャニョル君がペンだって言ってた子。
・・・・カイさん？が立たせてくれた。
先輩は泣きながら立ち去った。
けど、、私に鋭い視線を向けていた。
.
.
.
「Aちゃん、大丈夫？」
チャニョル君の声にぎこちなく振り返る。
心配そうな顔をしている。
「・・大丈夫です。」
「そっか、ならいいや。」
「いやいや良くないでしょ。ほら。」
「あ、Aヌナ手から血出てる。」
「絆創膏あったかな？」
「・・あ、大丈夫です。気にしないで・・。」
「なにが大丈夫なの？」
少しすりむいてるだけなのに大事になりそうで
それを止めるために手を隠そうとすると
ギョンちゃんが腕が掴んで止められる。
「A。」
「・・・・・はい。」
「俺さ、Aが隣から居なくなってもう５年経つのに。
未だにこれ持ち歩く癖あるんだ。」
「・・・・・。」
「小さいことからの癖。」
「・・・っ・・。」
「あと、忘れたくないから持ってた。」
いつも怪我する私のために
ギョンちゃんは絆創膏も持ち歩いてた。
あの頃と同じでテキパキとそれを貼られる。
絆創膏を巻かれた指を見る。
ギョンちゃんはいつも、
そうやって私の手当てをしてくれる。
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
